テレプレゼンスの向こうには何があるか。エニーボッツ社訪問記
実際に目にするまでは、テレプレゼンス・ロボットのQBに対しては先入観があった。車輪付きの台車に棒が刺さり、その上にプラスティックの頭が載っているようなロボットに親近感を覚えることはないだろう、と。
ところが、エニーボッツ社を訪れ、QBに案内されて社内を歩き始めるやいなや、そんな抵抗感はどこかへ飛んで行ってしまった。
実際に目にするまでは、テレプレゼンス・ロボットのQBに対しては先入観があった。車輪付きの台車に棒が刺さり、その上にプラスティックの頭が載っているようなロボットに親近感を覚えることはないだろう、と。
ところが、エニーボッツ社を訪れ、QBに案内されて社内を歩き始めるやいなや、そんな抵抗感はどこかへ飛んで行ってしまった。
ユーモラスなテレプレゼンス・ロボット、QBロボットで同市場にいち早く乗り出していたエニーボッツ社が、電話会議やビデオ会議機器システムで知られるポリコム社と提携して、新しいテレプレゼンス・ロボット、Q(X)を発表した。『ユーバーギズモ』が伝えている。
Q(X)は、テレプレゼンス・ロボットとは言え、板にモニターとカメラ、車輪がついたようなあっさりとした形状。ディスプレイが異なる3モデルがあるらしく、横型ディスプレイが上下に2つ付いたもの、1つのもの、そして縦型ディスプレイが1つついたものだ。カメラは720ピクセルと1080ピクセルのいずれかをスイッチ1つで選べる。
本体には、ポリコン社製のマイクロフォンが取り付けられ、障害物を避けるためのレーザー・スキャナーLIDAR、センサー、下向きのカメラもある。操作はブラウザーから行うという。多少デコボコの平面でも走行可能で、最高速度は時速5キロ。
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