ROSがいよいよ宇宙へ
国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されているヒューマノイド・ロボット、ロボノート2(R2)の話題をふたつ。
ひとつは、R2が医師として活躍すべく開発が進んでいるという内容。『スペース』が伝えている。R2は宇宙飛行士らの仕事を船内、船外でサポートするために搭載されており、これまでもいろいろなタスクを遂行してきた。そこに加わるのが医療らしい。
国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されているヒューマノイド・ロボット、ロボノート2(R2)の話題をふたつ。
ひとつは、R2が医師として活躍すべく開発が進んでいるという内容。『スペース』が伝えている。R2は宇宙飛行士らの仕事を船内、船外でサポートするために搭載されており、これまでもいろいろなタスクを遂行してきた。そこに加わるのが医療らしい。
先頃国際宇宙ステーション(ISS)に送られた荷物の中には、70匹のアリを入れたケースが載せられていた。送ったのは、スタンフォード大学の生物学の研究室だ。「ギガオム」が伝えている。
アリが餌を見つけ、それを仲間に伝えて巣まで運ぶさまは興味深いものだ。中央の指令塔があるわけではなく、アリたちは互いのコミュニケーションによって進路を決め、さらにその周りを探索する。ことに視力はよくないため、匂いや接触によってコミュニケートするという。数が少ないとまっすぐ進むが、数が多いとよりまわりへ向かっていくようになる。
『ロボハブ』によると、先月ISSの宇宙飛行士が地上のK10ローバーを遠隔から操作するのに成功したという。
この実験は、NASAの「地表テレロボティクス」というプログラムの一環で、今年夏の間を使って行われるもの。通信の遅れを最小限に留めながら、ISSで宇宙を飛行する飛行士が、月面や火星面に置かれたローバーを遠隔で操作する際の課題や用途、技術上の問題を特定することが目的だ。
また、技術上の問題点の洗い出しだけではなく、人間とロボットが協力して宇宙探索に乗り出す際に、ISSのワークベンチから操作する飛行士の作業負荷やどの程度の状況判断が行えるかといったことも観察される予定だという。
危険作業を人間に代わってロボットが行えるようになれば、リスクは大きく減らせるのは、地球も宇宙も同じ。ロボット技術は、両方の世界で同時に進展している。
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