アーカイブ: ペットマン

アニメーターの役割が重要。ディズニー・イマジニアリングのロボット作り

アメリカでもユニークなロボット開発を行っていることで知られるのが、ディズニー・イマジニアリング。もともとディズニーのテーマパークの乗り物やアニマトロニクス(機械仕掛けの人形)を作ってきたところだが、最近はますます未来的・研究開発的な活動が多いようだ。

最近ビデオが公開された人気キャラクター、グルートを象ったプロジェクト・キーウィーについて、『IEEEスペクトラム』が開発者にインタビューしている

(Walt Disney Imagineering Research and Development Inc.のYouTubeより)
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グーグルがボストン・ダイナミックス社を買収!

いやはや驚きのニュース。グーグルがあのボストン・ダイナミックス社を買収したとのことだ。『ニューヨーク・タイムズ』が報じている

ボストン・ダイナミックス社は、重い荷物を載せて4本脚で歩くビッグ・ドッグでよく知られるロボット開発会社。来週のDARPAロボティクス・チャレンジにもヒューマノイド・ロボットのアトラスを提供する、アメリカのロボット業界の代表的存在だ。

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ペットマン、迷彩服を着る

4本足で歩く「ビッグドッグ」を始め、軍事用のちょっと怖いロボットを開発することで知られるボストン・ダイナミックス社のヒューマノイド・ロボット「ペットマン」が、やっと服を着たと話題になっている。

ペットマンは、歩くだけでなく、腕立て伏せをしたり階段を上ったりという動きがテストされてきたが、そもそも服を身につけることが目的だったようだ。というのも、ペットマンの主要な役割は化学兵器が使われた環境でどれだけ兵士の防護服が耐えるかをテストすることだからだ。

からだの動き、関節の曲げなどさまざまな身体の動きだけではなく、高い気温の中で汗をかいたりすることもシミュレートして、極限状態における人体の生理機能も再現するという。

そもそもペットマンは、国防総省の化学生物防衛プログラムの補助金を受けて進められている研究。そのため、化学物質が服を通して漏れてきた際にも、それを感知するらしい。服をテストするだけのために、これだけ高度なロボットを開発するという厳しい現実が伝わる。

ところで、ビッグドッグにもアーム(頭?)がついた模様。ビデオはここから。やっぱり怖い。


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