ウィロー・ガレージが正式に閉鎖
ウィロー・ガレージが先月、正式に幕を閉じた。創設者のスコット・ハッサンがフルタイムでスータブル・テクノロジーズ社のCEOに就任して、ウィロー・ガレージは役割を終えたという。『ビジネスウィーク』が伝えている。
ウィロー・ガレージが先月、正式に幕を閉じた。創設者のスコット・ハッサンがフルタイムでスータブル・テクノロジーズ社のCEOに就任して、ウィロー・ガレージは役割を終えたという。『ビジネスウィーク』が伝えている。
テレプレゼンス・ロボットを開発するスータブル・テクノロジーズ社が、これまでのビームとは違った新製品「ビーム+(プラス)」を発売する。「IEEEスペクトラム」が伝えている。
ビーム+は、これまでの製品「ビーム・プロ」と機能的にはほとんど変わらないが、高さがやや低く(135センチ)、ベース部分のデザインが小振りでスマートになっている。何と家庭での利用を対象としており、価格は995ドルとこれまでのテレプレゼンス・ロボットよりずっと安い。ただし、これは最初の1000台の予約販売のための特別価格という。その後は1995ドルと、1000ドルも高くなる。出荷は夏以降の予定。
テレプレゼンス・ロボットを開発するスータブル・テクノロジーズ社。同社のビームは、去年10月の「ロボビジネス2013」会議会場をウロウロしていたが、ラスベガスで開かれているCES(コンシューマー・エレクトロニクスショー)会場にも出現しているようだ。「フォーブス」が伝えている。
同記事では、実際に記者がビームでCES 会場を見て回る体験が伝えられている。「見て回れても、ビームで人を取材するのは無理」とか「近くに寄って見るのが時に難しい」、テクノロジー関係者が集まるこの展示会でも「近づくと驚かれる」といったような感想が書かれている。競合のアイロボット社のブースでは追い出されたとのこと。
『ロボビジネス2013』会期中は、隣接する展示会場で70社近いロボット・メーカー、部品メーカー、スタートアップ、関連出版社などが出展していた。
何と言っても目立ったのは、会場入り口に大きなブースを構えていたスータブル・テクノロジーズ社。この会議のゴールド・スポンサーでもあり、またここに来られない関係者にテレプレゼンス・ロボットのビームをレンタルしていたこともあり、何かと目立つ存在だった。
来週シリコンバレーでは、『ロボビジネス2013』という面白い会議が開かれる。ロボニュースも取材に出かける予定だが、遠隔地からでも展示会を中心に見られる方法があるようだ。
それは、スータブル・テクノロジーズ社のテレプレゼンス・ロボット「ビーム」で参加するという方法。10月21日までに申し込めば、参加費は50ドル。それ以降は100ドル。会場には50台のビームを持ち込むとのことで、早い者勝ちだ。
これに参加すれば、Expo(展示会)とショーケース(スポンサー企業のプレゼンテーション)の様子を見られる上、ビーム体験ができる。『IEEEスペクトラム』によると、ビームの稼動時間は以下。レセプションとショーケース、Expoが中心で、残念ながら会議自体への入場は無理そうだが、それでも参加者に話しかけたりもできるはずだ。
・10月23日(水)午後6〜8時(レセプション)
・10月24日(木)午前8時〜午後12時(Expoのみ)/午後12時〜5時半(Expo)/午後5時半〜7時半(レセプション)
・10月25日(金)午前8〜10時(ショーケース)
この会議は、ロボット産業が今後ビジネスとして飛躍していくために何が必要かなどを語り合うもの。参加すれば、必ずや収穫があるはず!
申し込みは、ここから。
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