ハプティック・フィードバックを備えたロボットアームによるリハビリテーション
ロボットを用いたリハビリが注目されているが、マサチューセッツ州のバレット・テクノロジー社のロボットアームが、シカゴのリハビリテーション・インスティテュートのロボティクス・ラブで用いられている。
ロボットを用いたリハビリが注目されているが、マサチューセッツ州のバレット・テクノロジー社のロボットアームが、シカゴのリハビリテーション・インスティテュートのロボティクス・ラブで用いられている。
脳の信号を利用してロボットを動かしたり、義足を操作したりする研究は数々あるが、その一方で局所的な筋肉や神経の信号を利用した研究も行われている。DARPA(国防総省高等研究開発局)のサイトに、そうした研究の最新成果を収めたビデオが公開されている。
この研究は、シカゴのリハビリテーション・インスティテュート(RIC)で進められているもので、切断された関節の神経を再接続し、残る筋肉を使って義足や義手などの人工器官を動かすことができるようにしている。脳にチップや電極は埋め込まれておらず、また義手を動かすための外部のコントローラーもない。
このサイトには、ほかにも指先の感触フィードバックを再現する研究のビデオもある。いずれもDARPAの高信頼度神経インターフェイス技術(RE-NET)プログラムの下で進められている研究である。人体をオーグメントするロボット技術の進化を感じさせる研究だ。
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