ロボットもデザインの時代。Y.べアール氏が話題のロボットを数々手掛ける
昨年、ロボニュースは記事のアップデートがままならず、遅ればせながら今年は心を入れ替えようと調べものをしていたら、目をつけていた3つのロボットを同じデザイナーが手掛けているのを知った。そのデザイナーとはイヴ・ベアール氏、そしてそれらロボットはスーパーフレックス(Superflex)社のオーラ(Aura)、エリキュー(ElliQ)、スヌー(Snoo)である。
昨年、ロボニュースは記事のアップデートがままならず、遅ればせながら今年は心を入れ替えようと調べものをしていたら、目をつけていた3つのロボットを同じデザイナーが手掛けているのを知った。そのデザイナーとはイヴ・ベアール氏、そしてそれらロボットはスーパーフレックス(Superflex)社のオーラ(Aura)、エリキュー(ElliQ)、スヌー(Snoo)である。
グラビット(Grabit)社はSRIのスピンオフで、静電気の付着性を利用したグリッパーを開発している。電源を入れるとモノをつかむことができ、切ると離すというしくみだ。
同社はこれまで平らなグリッパーで、薄い布のようなものをつかんだりできることをデモしてきたが、今開発されているのは、テープ状のグリッパーらしい。立体的な箱などもこれで把握できる。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
先だってマテリアル・ハンドリング(生産、物流における原材料、完成品などの移動)現場における、先端的ロボットについてのウェブキャストが行われた。講師は、ロボット業界の調査会社ミリア社のダン・キャラ氏で、主催は『ロボティクス・ビジネス・レビュー』。
キャラ氏は、生産現場をフレキシブルにし、効率を上げるために、現在は新しいタイプのロボットが次々と出てきていると語り、その領域でどんな製品があるのかを解説した。その中で、最近はグリッパー分野でもイノベーションが盛んになっているという。
『ロボビジネス2013』会期中は、隣接する展示会場で70社近いロボット・メーカー、部品メーカー、スタートアップ、関連出版社などが出展していた。
何と言っても目立ったのは、会場入り口に大きなブースを構えていたスータブル・テクノロジーズ社。この会議のゴールド・スポンサーでもあり、またここに来られない関係者にテレプレゼンス・ロボットのビームをレンタルしていたこともあり、何かと目立つ存在だった。
Copyright © robonews.net