サムソンが、ロボット・ラボを設立
『コリアン・タイムズ』によると、サムソン・エレクトロニクス社がロボット、ドローン、バーチャル・リアリティー、3Dプリンティングを扱う新しいラボを設置したという。
『コリアン・タイムズ』によると、サムソン・エレクトロニクス社がロボット、ドローン、バーチャル・リアリティー、3Dプリンティングを扱う新しいラボを設置したという。
イーロン・マスクと言えば、電気自動車メーカーのテスラ・モータズを共同創設し、宇宙輸送サービス会社であるスペースXを設立した人物。さらに、最近はサンフランシスコとロサンゼルス間を30分で結ぶ時速1300キロの新交通手段、ハイパーループを提案した。まさに、現代のマッド・サイエンティストである。
そのマスクが、3Dセンサーのリープ・モーションやバーチャル・リアリティー・ヘッドセットのオクルス・リフトなどを利用して、これまでとはまったく異なった直観的な方法で設計デザインができる方法を開発したと、ビデオで公開している。
それによると、CADで設計されたロケット・エンジンをジェスチャーで回転、拡大させたりできることはもちろん、画像を3Dメガネで見ながら操作したり、部品の断面を露出させたり、特定の部品を選んでそれをすぐに3Dプリンターで製造したりできる。オクルスを用いると、バーチャル環境にイマーシブに浸りながらオブジェを操作できる。
できるのはまだ単純なことばかりのようだが、マウスとキーボードという限定的な入力手段から解放され、もっと思いのままにデザインできる方法の第一歩と言える。さて、ロボットの設計や操作にも使える技術になるだろうか。
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