20台の運搬ロボットが働く、シリコンバレーの病院の様子
シリコンバレーにある町、マウンティンビューはグーグルのお膝元としても知られている。早くから町の中にグーグルがWIFIを敷設し、ちょっと近未来の都市の姿を感じさせてくれた。
そのマウンティンビューに、数々のロボットを採用しているエルカミーノ病院がある。
エルカミーノ病院は50年以上の歴史を持つ病院だ。しかし、シリコンバレーの病院らしく新しいテクノロジーの導入に余念がない。手術ロボットのダヴィンチは2台設置し、また血液検査も自動的に行えるシステムを10年以上前から使っている。それ以外にも、テレプレゼンス・ロボットのVGOが1台、そして腫瘍を画像ガイダンスによって自動的に精密に焼き切るサイバーナイフなどが利用されている。
そして、2009年に古くて使いにくくなった病院の建物を新たに改築するにあたって、導入したのがエーソン社製の運搬ロボット「タグ(TUG)」である。