アーカイブ: イーロン・マスク

奇抜な未来の乗り物構想

シリコンバレーでは、サンフランシスコとロサンゼルス間を30分で移動できるという、イーロン・マスクの超高速移動手段「ハイパーループ(Hyperloop)」構想が取り沙汰されている。平均時速962キロという、気の遠くなるような速さだ。

そんな中、『フォーブス』が、過去と現在の「未来の交通構想」をいくつかスライドショーで紹介している。ハイパーループに引けをとらない先端的なアイデアばかりだ。

2人乗りのボッドがレールの下にぶら下がって走るスカイトラン。(http://www.skytran.us/より)

2人乗りのボッドが磁気浮上して走るスカイトラン。(http://www.skytran.us/より)

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イーロン・マスクが、危険なAIやロボットを防ぐために1000万ドルを寄付

「ロボットが人々の職を奪う」、「AIが人類を崩壊させる」と、最近は未来のテクノロジーに関わる危機論が高まっている。

その中でも声高にAI研究の危険性を指摘しているのが、意外なことにイーロン・マスク氏だ。テスラ・モーターズ社を創業し、民間宇宙技術会社のスペースX社も創設。そして、超高速移動手段のハイパーループを考案したトップ・テクノロジストが危機感を抱いているのだ

そのマスク氏が、人類の発展に貢献するAI研究のために1000万ドルを寄付するという。『ワイアード』が伝えている


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<イベント・レポート>「先端のテクノロジーも、政府や既得権者らと会話を続けることが重要」元運輸長官ロドニー・スレーター

さる、3月13日、スタンフォード大学法律学部大学院で『Transportation 2025 and Beyond(2025年以降の交通)』というセッションが開かれた。スピーカーは、1997年から2001年まで、クリントン政権下で運輸長官を務めたロドニー・スレーター氏。

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テスラも自律走行車開発へ。自走車のロードマップはどうなる?

シリコンバレーでは自走車実用化への期待が本格的に高まっているが、電気自動車メーカーのテスラも3年以内に「90%自走する」車を発表する。「ファイナンシャル・タイムズ」が伝えている。3年というと2016年。その頃にもう「ほとんど自走車」という製品が路上を走っているとは、すごいことである。

テスラCEOのイーロン・マスクは、90%自走と「100%自走との間には、非常に大きな溝が横たわっている」と語る。完全自走をめざすよりも、まずは製品化して市場で売れる車を作ろうという選択をしたということだ。

テスラなら、自走車もかっこよくなる?(http://www.teslamotors.com/より)

テスラなら、自走車もかっこよくなる?(http://www.teslamotors.com/より)

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ジェスチャーとヴァーチャル・リアリティー・ヘッドセットで設計、製造する イーロン・マスクの未来型デザイン方法

カテゴリー: ニュース

イーロン・マスクと言えば、電気自動車メーカーのテスラ・モータズを共同創設し、宇宙輸送サービス会社であるスペースXを設立した人物。さらに、最近はサンフランシスコとロサンゼルス間を30分で結ぶ時速1300キロの新交通手段、ハイパーループを提案した。まさに、現代のマッド・サイエンティストである。

そのマスクが、3Dセンサーのリープ・モーションやバーチャル・リアリティー・ヘッドセットのオクルス・リフトなどを利用して、これまでとはまったく異なった直観的な方法で設計デザインができる方法を開発したと、ビデオで公開している。

それによると、CADで設計されたロケット・エンジンをジェスチャーで回転、拡大させたりできることはもちろん、画像を3Dメガネで見ながら操作したり、部品の断面を露出させたり、特定の部品を選んでそれをすぐに3Dプリンターで製造したりできる。オクルスを用いると、バーチャル環境にイマーシブに浸りながらオブジェを操作できる。

できるのはまだ単純なことばかりのようだが、マウスとキーボードという限定的な入力手段から解放され、もっと思いのままにデザインできる方法の第一歩と言える。さて、ロボットの設計や操作にも使える技術になるだろうか。

関連記事は、ここここここに。

テスラも自動走行車を開発?

カテゴリー: ニュース, ロボット会社

カリフォルニアの電気自動車メーカー、テスラのCEOイーロン・マスクが、ブルームバーグ・ニュースのインタビューに応え、同社もグーグルのような自動走行車の開発を検討していると明らかにしている

ただし、「グーグルが利用しているLidar(レーザー光線を用いたセンサー・システム)は高すぎる。もっといいのは光学システム、つまりソフトウェアを備えたカメラが、回りにあるものを捉えて認識するような方法」と述べ、自社でその技術を開発することになるだろうとした。

Lidarをつけたグーグル自動走行車(写真はhttp://www.flickr.com/photos/jurvetson/8190954243/in/photostreamより)

Lidarをつけたグーグル自動走行車(写真はhttp://www.flickr.com/photos/jurvetson/8190954243/in/photostreamより)

また、マスクが考えているのは、グーグルの言う「自動走行車(self-driving car)」よりも、飛行機で用いられている「オートパイロット・システム」の方が近いという。イヤなことを肩代わりする技術ではなく、ドライバーを補助するような技術というニュアンスだ。

グーグルの自動走行車は、2005年のDARPAグランド・チャレンジの132マイル競争で、一等賞を獲得した。グーグルでは5年先の実用化を目指しているが、関係者はその2倍はかかるはずと見ている。

マスクは、テスラの開発についてグーグルと話し合いを進めていると述べたが、記事が発表された後に、自動走行車の開発は「もう少し先の話」と加えている。


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