サヴィオークが、グーグル・ヴェンチャーズなどから200万ドルを調達
元ウィロー・ガレージ社CEOのスティーブ・カズンズ氏の新しいロボット会社、サヴィオーク社が、グーグル・ヴェンチャーズなどから200万ドルのシード資金を調達した。同社のサイトが伝えている。
元ウィロー・ガレージ社CEOのスティーブ・カズンズ氏の新しいロボット会社、サヴィオーク社が、グーグル・ヴェンチャーズなどから200万ドルのシード資金を調達した。同社のサイトが伝えている。
ウィロー・ガレージが先月、正式に幕を閉じた。創設者のスコット・ハッサンがフルタイムでスータブル・テクノロジーズ社のCEOに就任して、ウィロー・ガレージは役割を終えたという。『ビジネスウィーク』が伝えている。
数々のスピンオフ企業を出したウィロー・ガレージ。その最後のスピンオフがアンバウンデッド・ロボティクス社だ。創業者4人は、すべてウィロー・ガレージの出身者。そのたった4人が、1年足らずの間に1本アームのロボットUBR-1(ユーバー・ワン)を開発して、関係者を驚かせた。同社のオフィスを訪ねて、今後の計画などについて聞いた。(UBR-1発表時の参考記事はここに。)
ロボット業界の大ニュース。グーグルがロボット事業に乗り出し、日本のロボット開発会社シャフトを含むスタートアップ7社を買収したという。『ニューヨークタイムズ』が報じている。
シャフトは、東京大学情報理工学系研究科の情報システム工学研究所(JSK)からスピンアウトし、2012年に創設された会社。
同社は、今月末に予選が開かれるDARPAのロボティクス・チャレンジにも出場する予定で、すでに有望視されているが、この買収によってその賞金200万ドルを大きく上回る資金を受けることだろう。日本のロボット界にとっては、大きな刺激となるできごとだ。
自走車を開発してきたグーグルがロボットに進出するのは、ごく自然な動きとも言えるが、同社は他にもロボット会社を一気に買収したようだ。しかも、買収は秘密裏に過去半年ほどの間に次々と行ってきたという。記事は、その投資額の大きさから、消費者向けロボットではなく、製造用、ロジスティクス用のロボットが狙いではないかと見ている。
同社が買収したのは、以下7社:
さる10月11日に、カリフォルニア大学バークレー校で、同大学とスタンフォード大学のロボット研究者を中心にしたシンポジウムが開かれた。残念ながら、ロボニュースは取材に行けなかったが、その全記録ビデオがサイトに載っている。
ロボット開発に重要な技術研究の発表と並んで、すでにロボット製品を出している新興企業のプレゼンテーションもある。時間があれば、ぜひ見ていただきたい。セッションは4部に分かれているが、このプログラムのページから各スピーカーのプレゼンテーションに直接アクセスできるようになっている。
ロボニュースでは、最近話題になっている新興企業アンキ社(Anki)とレッドウッド・ロボティクス社のプレゼンテーションを見てみた。アンキ社は新しいタイプのゲームカーのメーカー、またレッドウッド・ロボティクス社はSRIとウィロー・ガレージ、メカ・ロボティクス社の合資で生まれ、ロボットアームを開発中とされているが詳細がまだ隠されている企業である。
話題のロボットUBR-1について、『IEEEスペクトラム』誌が開発者のインタビューを掲載している。UBR-1は、ウィロー・ガレージの最後のスピンオフであるアンバウンデッド・ロボティクス社(創設2013年1月)が先頃発表したもの。インタビューには、同社のメロニー・ワイズ(CEO)、マイケル・ファーガソン(CTO)、デレク・キング(主任システムズ・エンジニア)、エリック・ディーア(主任機械エンジニア)が答えている。その抄訳をお届けしよう。
『ロボハブ』が専門家に意見を聞くシリーズ。今回は、ロボット・ビジネスにおいてオープンソース開発がいいモデルかどうかがテーマだ。3人の専門家の意見を要約で紹介しよう。
ご存知の方も多いと思うが、ここ最近のロボット界の大ニュースは、ウィロー・ガレージのほとんどのスタッフがスータブル・テクノロジーズ社に吸収されることになったというもの。
もともと、スータブル社こそ、ウィロー・ガレージのスピンアウトのひとつだったのだが、母体がスピンアウトに吸収されるというわけだ。スータブル社は、テレプレゼンス・ロボット「ビーム(Beam)」を開発している。
ウィロー・ガレージを創設し、スータブルのCEOも務めているスコット・ハッサンが『IEEEスペクトラム』でインタビューに答えて、今回の吸収の背景を語っている。その内容を紹介しよう。
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