ウーバーがデリバリー・ロボット会社をスピンアウト

ウーバーからスピンアウトしたデリバリー・ロボット部門からが、サーブ・ロボティクス(Serve Robotics)という新会社となった。『テッククランチ』が伝えている

派手な車両のサーブ(https://www.serverobotics.com/より)

この会社の元になっているのは、ウーバーが26億5000万ドルで2020年に買収したスタートアップ、ポストメイツ 。新社名は、ロボットの名前をとったものだ。

サーブ・ロボティクスは60名の社員を抱え、サンフランシスコ本社で開発、ロザンゼルスやカナダのバンクーバーにもオフィスを持つ。ロサンゼルスで商用化に乗り出しているが、今後地元のレストランなどとのパートナーシップによって各地に展開する予定。

コロナ禍によってライド・シェア需要が低下し、ウーバーはビジネスを整理することが求められており、シェア・スクーターのジャンプ(Jump)、ロジスティクスのウーバー・フライト(Uber Freight)、自動運転のウーバーATG(Uber ATG)、空飛ぶタクシーのウーバー・エレベート(Uber Elevate)などの事業を売却するなどしてきた。外部からの資金を得てサーブ・ロボティクスをスピンアウトさせたのも、その一環と思われる。

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