<イベント・レポート>『Automatica 2016』その① クカ社のブースが美しかった
先週6月21〜24日にミュンヘンで開かれたロボット見本市『Automatica 2016』。今年は昨年を30%も上回る4万5000人の来場者があったとのこと。ロボットへの注目度が伺われる。
ロボニュースは、サービス・ロボットとスタートアップを見ようと訪問したのだが、クカ社のブースにはすっかり見とれてしまった。
先週6月21〜24日にミュンヘンで開かれたロボット見本市『Automatica 2016』。今年は昨年を30%も上回る4万5000人の来場者があったとのこと。ロボットへの注目度が伺われる。
ロボニュースは、サービス・ロボットとスタートアップを見ようと訪問したのだが、クカ社のブースにはすっかり見とれてしまった。
ロボットの展示会と会議で知られる『ロボビジネス』のヨーロッパ版が、さる6月1〜3日デンマークのオデンセで開かれた。
オデンセは、「ロボットの町」として名乗りを上げ、町中でロボット・ビジネスを盛り上げている場所だ。南デンマーク大学やスタートアップの養成所、デンマーク技術研究所などさまざまなところでロボット・ビジネスが育成されている。大きな成功を収めているユニバーサル・ロボッツ社もここが拠点だ。
最近は、3Dプリンティングでかなり精巧なしくみをプリントできるようになっているが、驚いたことに動くロボットもプリントアウトできるらしい。MITのコンピュータ科学および人工知能ラボ(CSAIL)での研究を『クォーツ』が伝えている。
先だって、新型アトラスのすごいビデオを公開したばかりのボストン・ダイナミクス社が、売却される予定という。『ブルームバーグ・ニュース』が伝えている。
『IEEEスペクトラム』が、ボストン・ダイナミクス社の次世代アトラスを紹介している。その様子を映したビデオが、あまりにすごくて目が離せない。中に人間が入っているのではないかと思うほどだ。
ドラマーに3本目の腕があれば、どんな演奏ができるだろうか。『IEEEスペクトラム』が、ジョージア工科大学ギル・ワインバーグ教授の研究所で開発したそんなアームについて伝えている。
関係者の投票などから選ぶ『ロボティクス・ビジネス・レビュー』の恒例のロボット会社50選が発表されている。日本からは9社と、アメリカに次いで2位。
2013年に数々のロボット会社を買収したものの、その実態がほとんどわからなかったグーグルのロボット部門。このたび、独立した部門からX(旧グーグルX)の傘下に入ることになったという。それと共に、部門トップも新しく雇い入れた。『ニューヨーク・タイムズ』が伝えている。
去る9月に、トヨタがスタンフォード大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)と共同でロボットとAIの研究を行い、それを元DARPA(国防高等研究計画局)のギル・プラット氏が率いるというニュースを伝えたが、その後さらに動きがあった。
トヨタがシリコンバレーに研究所 (Toyota Research Institute=TRI)を作り、その所長にプラット氏が就任するというものである。すでに日本でも報じられているが、『IEEEスペクトラム』がプラット氏のコメントも交えて伝えている。
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