カテゴリー: 産業用ロボット

ドローンのための「ソーシャル・イノベーション賞」設立へ

ドローン(無人航空機)の前評判は、すこぶる悪い。

現在はホビイストや商業目的による飛行が制限されている状態ながら、2015年予定されている規制改正によってもっと広くドローンが利用されることになると、いろいろな問題が出てくると予想されている。安全性、プライバシー、空の交通の棲み分けなど、課題は無数にある。

そんな中、社会革新のためのドローンの有効性に注目した「ドローンのソーシャル・イノベーション賞」を設立しようという動きが起こっている。『ロボハブ』が伝えている続きを読む

シロアリの行動原理をまねた建設ロボット

ハーバード大学のワイス・インスティテュートが、シロアリの行動からヒントを得た建設ロボットを開発した。『BBC』が伝えている

シロアリは、巨大な塚を作る際に設計図を見ているわけでも、また女王アリの命令に従っているわけでもない。シロアリの行動は、群で行動する昆虫によく見られる「stigmergy」と呼ばれる概念で説明されるという。これは、環境に残された情報に対する反応として行動を起こすことだ。

Robot - termite

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農業ロボット市場は、2020年までに163億ドル規模に

調査会社ウィンターグリーン・リサーチ社の予測によると、2020年までに農業ロボットの市場の規模は163億ドルにも達するという。『ザ・ロボット・レポート』が伝えている

シドニー大学で開発された牛の群れを追うロボット(http://www.illawarramercury.com.au/より)

ロボットは牛飼いもできる。シドニー大学で開発された(http://www.illawarramercury.com.au/より)

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グーグルのロボット部門の拠点は、NASAの格納庫

グーグルの話題が続くが、シリコンバレー地元新聞の『マーキュリー・ニュース』が伝えるところによると、グーグルはかつて米海軍の飛行場として用いられたモフェット・フィールドにある格納庫を、宇宙探索関連、ロボット関連開発の拠点として利用すべく、NASAとリースの交渉に入っているという。

モフェット・フィールドにある格納庫「ハンガー・ワン」(http://www.mercurynews.com/より)

モフェット・フィールドにある格納庫「ハンガー・ワン」(http://www.mercurynews.com/より)

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グーグルのロボット会社買収、総額は1億ドル以下?

昨年、ロボット会社をごっそりと8社も買収したグーグルは、いったいいくら費やしたのか。その額を2013年第3四半期の財務報告書と2013年の年次報告書からはじき出すと、1億ドル以下という。『ロボハブ』が伝えている

グーグル・ロボット部門の指揮をとるのはアンディ・ルービン(http://robohub.org/より)

グーグル・ロボット部門の指揮をとるのはアンディ・ルービン(http://robohub.org/より)

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グーグル、アップル、アマゾンはロボットで何をするのか

「グーグル、アップル、アマゾンなどの大企業がロボットへ手を出していることは何を意味するのか?」という問いを、『ロボハブ』が専門家たちに投げかけている。その中から、いくつかの意見を要約で紹介しよう。

 

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フォックスコン社がロボットでグーグルと協力

「ウォールストリート・ジャーナル」が伝えるところによると、台湾の製造請負業フォックスコン社(親会社は鴻海精密工業)が、昨年からグーグルとロボットに関する開発協力で話し合いを始めた。

フォックスコン社は、アップルのiPhoneやiPadの製造を行っていることで知られる、世界最大規模の製造請負会社だ。

グーグルのロボット部門を統括するアンディ・ルービンは、フォックスコン社会長のテリー・ゴウ氏に会い、自動化技術をプレゼンテーション。ゴウ氏は感銘を受けたと関係者が語っているという。

グーグルが買収した会社のひとつ、IPI社のロボットは、箱を見分けて持ち上げる(http://www.youtube.com/watch?v=nHohqPChqjcより)

グーグルが買収した会社のひとつ、IPI社のロボットは、箱を見分けて持ち上げる(http://www.youtube.com/watch?v=nHohqPChqjcより)

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「シャフト」って一体何者? 『IEEEスペクトラム』が解説

昨年末のDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)で、他のロボットに大きく差を空けて1位を獲得した日本のチーム、シャフト社。「いったい彼らは何者だ?」という興味がアメリカでも大きく高まったのに、同社がグーグルに買収されて「取材ノー」を通しているため、どのメディアも詳しく伝えきれずにいる。

そこで『IEEEスペクトラム』が、同誌がかつて取材した内容などを振り返りながら解説している

まずは、うわさ話から。先月、ロボット業界を駆け巡ったのは「グーグルがシャフトをDRCの決勝戦に出さない」といううわさだ。

DRCでスイスイ瓦礫を歩いたシャフトのS-Oneロボット

DRCでスイスイとデコボコの地面を歩いたシャフトのS-Oneロボット

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「ロボットのソフトウェアとハードウェアは、今や60対40くらいの比重になっています」フランク・トービー氏インタビュー その<2>

フランク・トービー氏は、ロボット産業の動向を追うふたつのウェブサイト「ザ・ロボット・レポート」と「エブリシング・ロボティクス」でよく知られている。また、長年研究してきたロボット企業の業績調査を集大成した世界初のロボット産業の株価指数「ロボストックス(ROBO-STOX)」の創設者のひとりでもある。ロボストックは昨年、ナスダックに登録された。

その<1>に続いて、ロボストックスや、ロボット起業の様子をどう観察しているのかなどについて尋ねた。

ロボット株指数(ROBO-STOX)を構成する企業の業務分野(http://www.robostox.com/より)

ロボット株指数(ROBO-STOX)を構成する企業の業務分野(http://www.robostox.com/より)

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「ロボットも、利便性と受容度が相まって需要が高まるのです」 フランク・トービー氏インタビュー その<1>

フランク・トービー氏は、ロボット産業の動向を追うふたつのウェブサイト「ザ・ロボット・レポート」と「エブリシング・ロボティクス」でよく知られている。また、長年研究してきたロボット企業の業績調査を集大成した世界初のロボット産業の株価指数「ロボストックス(ROBO-STOX)」の創設者のひとりでもある。ロボッストックスは昨年、ナスダックに登録された

ロボット産業の見通し、ロボット起業、そしてロボストックスについて同氏に尋ねた。

ロボット業界の動きを追うフランク・トービ氏。

ロボット業界の動きを追うフランク・トービー氏。

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