カテゴリー: 産業用ロボット

国境警備にもロボットが活躍

アメリカとメキシコの国境は、違法薬物が行き来する警戒スポットでもある。だが、どんなにパトロール員を配備し、カメラを設置し、ドローンを飛ばしても、見えないものがある。それは地下のトンネルだ。だが、そこで今、ロボットが活躍している。『ニューヨークタイムス』が伝えている

国境地域で、地下のトンネルを探索するロボットが活躍(http://www.nytimes.com/より)

国境地域で、地下のトンネルを探索するロボットが活躍(http://www.nytimes.com/より)

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「コンピュータ・ビジョンの恩恵がロボットをもっとも前進させています」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ氏インタビュー その<2>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催している非営利団体、シリコンバレー・ロボティクス。100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟し、地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」を開催したり、ロボットのスタートアップを支援する活動を行うなど、シリコンバレーの新しいロボット産業を側面支援する。

その<1>に続き、マネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、ロボット業界の詳細を尋ねた。

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「UBR-1は、大企業の買収対象としては魅力的なはずです」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ インタビュー その<1>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催しているのが、シリコンバレー・ロボティクスという非営利団体だ。ロボット産業でのイノベーションと商業化をサポートすることを目的として設立され、100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟する。

地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」は、数々のロボットと数々のロボット関係者が一堂に会する年に1度のお祭りだ。それ以外にも、ロボットのスタートアップを支援する多様な活動を行い、ロボット関係者をむすぶ要のような存在である。

シリコンバレー・ロボティクスのマネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、シリコンバレーとアメリカのロボット事情の現在を聞いた。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。

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2013年に売れた産業ロボットは16万8000個

国際ロボット連盟(IFR)が、昨年第4四半期の結果から、2013年に売れた産業ロボットは16万8000個だったと推定している。これは前年度比5%増という。『ロボハブ』が伝えている

成長を牽引しているのは、自動車産業、食品および飲料産業、建設関連産業。また、大きな進展が見られたのは、新興市場とバイオメディカル産業という。

プレスリリースはここ

今年のサッカー・ワールドカップには、パックボットも配備

ブラジルで行われる今夏のワールドカップには、セキュリティー用にアイロボット社のパックボットも出動するようだ。『ロボハブ』が伝えている

車の下、袋の中、パックボットは危険物を探す(http://www.irobot.com/より)

車の下、袋の中、パックボットは危険物を探す(http://www.irobot.com/より)

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不確かな状況でも最適に機能する分散型マルチ・エージェントのしくみ

通信状況が不安定であるとか、タスクのプログラムが間違いを引き起こす可能性があるといった条件下で、複数のロボットを動かすマルチ・エージェント・システムをうまく機能させるのは至難の業だった。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学および人工知能ラボ(CSAIL)の研究者らが、異なった制御プログラムの全体を最適化するシステムでこの問題を解こうとしている。『フィズ』が伝えている

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お掃除ロボットで介助コストを削減するデンマーク

デンマークの高齢者施設が、お掃除ロボット利用で運営コストのカットに成功していると『ガーディアン』が報じている

デンマークは高齢者介助のコスト削減に努めている。政府の目標は、「福祉現代化戦略」によって2020年までに120億クローナー(217億ドル)を削減すること。

高齢者施設ではコスト・カットにも貢献するお掃除ロボット(http://www.theguardian.com/より)

高齢者施設ではコスト・カットにも貢献するお掃除ロボット(http://www.theguardian.com/より)

そうした中で、掃除ロボットによって65歳以上の高齢者介助コストが、一人当たり年間10851クローナ(約2002ドル)節約できたという。これは約20%のコスト・カットにあたる。テクノロジーの利用は、戦略の要のひとつ。

ある調査によると、デンマーク国内の公立高齢者施設のマネージャーのうち、84%がすでにお掃除ロボットを使っているか、間もなく使い始める予定という。お掃除ロボットは、高齢者がつまづいたりしないよう、主に夜間に利用されているらしい。

お掃除ロボットだけでなく、震える手でもカップを歩行器に載せられるコーヒーメーカーを導入しているところもあるという。ただ、手渡ししてくれないという苦情も出ているというが、施設側は、好きな時に自分でキッチンへ行ってセルフサービスしてもらう方向へ移行していきたいようだ。

『ファスト・カンパニー』誌が選ぶ、最もイノベーティブなロボット会社10社

ビジネス誌の『ファスト・カンパニー』が、最もイノベーティブなロボット会社10社を選んでいる。家庭用、産業用、軍事用とロボットはいろいろ。

以下がラインアップだ。

プロクシー・ダイナミクス社のナノコプター「ブラック・ホーネット」(http://www.proxdynamics.com/より)

プロクシー・ダイナミクス社のナノコプター「ブラック・ホーネット」(http://www.proxdynamics.com/より)

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DARPAがオープンソース・コードを公開

DARPAは、長年にわたって大学や企業の研究プロジェクトを補助金でサポートしてきた。その領域はロボットからソフトウェア、エンジニアリングと幅広く、アメリカの先端技術の多くはこうしたプロジェクトから生まれたといっても決して過言ではない。インターネットやGPS技術もそんな例だ。

そうした研究プロジェクトのうち、コンピュータ科学分野の研究から生み出されたオープンソース・コードが一カ所で公開されることになった。『ザ・ヴァージ』が伝えている

Robot - darpa_open_catalog

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人間とロボットのピンポン対決が来月開催!

ドイツのピンポン・チャンピオンのティモ・ボルは、世界第8位の腕の持ち主。彼は、クカ社製のピンポン・ロボットに勝てるだろうか。この対決が、3月11日に予定されている

クカ社のロボット「KRアジラス」は、世界最速のロボット・アームという。人間とコンピュータのチェス対決はあるが、こちらはからだを使った試合。いったいアジラスはどのくらい正確に相手からの球を捉え、どのくらい速く打ち返すのだろうか。試合はオンラインでも中継されるという。

プロモーション・ビデオは、かなり期待をそそるつくりである。


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