カテゴリー: 家庭用ロボット

ロボットに力を入れるロシアで、3月に国際会議

ロシアは、ロボットをオープン・イノベーションの重要な部分に位置づけている。研究を超えて、一般にも広くロボットへの関心を広めることも目指しているようだ。

そのロシアで、3月1〜2日に『スコルコヴォ・ロボティクス会議』が開催されることを、『エヴリシング・ロボティクス』が伝えている

Robot - skolkovo

ロシアのベンチャー市場はアメリカに比較して小さいが、2012年の10億ドル規模から、2020年には55億ドル規模に拡大する見込みという。ロボットのスタートアップへのサポートも整い始めており、ベンチャー・キャピタル、エンジェル投資、シード・アクセラレーターなどがある。

何よりも、ディミトリ・グリシン氏、ユリ・ミルナー氏、ディミトリ・イツコフ氏ら、インスピレーションに富んだ投資家の存在は大きな意味を持つと、この記事は伝えている。

「コンピュータ・ビジョンの恩恵がロボットをもっとも前進させています」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ氏インタビュー その<2>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催している非営利団体、シリコンバレー・ロボティクス。100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟し、地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」を開催したり、ロボットのスタートアップを支援する活動を行うなど、シリコンバレーの新しいロボット産業を側面支援する。

その<1>に続き、マネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、ロボット業界の詳細を尋ねた。

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「UBR-1は、大企業の買収対象としては魅力的なはずです」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ インタビュー その<1>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催しているのが、シリコンバレー・ロボティクスという非営利団体だ。ロボット産業でのイノベーションと商業化をサポートすることを目的として設立され、100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟する。

地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」は、数々のロボットと数々のロボット関係者が一堂に会する年に1度のお祭りだ。それ以外にも、ロボットのスタートアップを支援する多様な活動を行い、ロボット関係者をむすぶ要のような存在である。

シリコンバレー・ロボティクスのマネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、シリコンバレーとアメリカのロボット事情の現在を聞いた。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。

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グーグルの「プロジェクト・タンゴ」は、ロボットにも関係がありそう

グーグルが新しい先端プロジェクト「プロジェクト・タンゴ」を発表、ディベロッパーたちにも開発を呼びかけている。『IEEEスペクトラム』が伝えている

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『ファスト・カンパニー』誌が選ぶ、最もイノベーティブなロボット会社10社

ビジネス誌の『ファスト・カンパニー』が、最もイノベーティブなロボット会社10社を選んでいる。家庭用、産業用、軍事用とロボットはいろいろ。

以下がラインアップだ。

プロクシー・ダイナミクス社のナノコプター「ブラック・ホーネット」(http://www.proxdynamics.com/より)

プロクシー・ダイナミクス社のナノコプター「ブラック・ホーネット」(http://www.proxdynamics.com/より)

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『バック・トゥー・ザ・フューチャー』的パワーレースが、来年発売される!

スニーカーを履けばひとりでに靴紐を締めてくれるパワーレースがあれば、どんなに便利なことだろうか。『バック・トゥー・ザ・フューチャー』で主人公を演じたマイケル・J・フォックスが履いていたそんなスニーカーは、スニーカー・ファンの待望の製品だった。

なんと、それが来年発売予定という。『ソール・コレクター』によると、ナイキのデザイン担当副社長のティンカー・ハットフィールドが明らかにした。「パワーレースが製品になるかどうかって? 答はイエスだよ」と彼は言ったらしい。

いやはや、ロボット関係者の間でも人気製品になることは間違いない。

3Dプリンターの部品から、エアホッケー・ロボットを製作

『ハッカデー』に、3Dプリンターのパーツと、3Dプリンターで作ったパーツなどを組み合わせてエアホッケー・ロボットを作ったという力作が掲載されている。3Dプリンターに飽きたとか、新しい3Dプリンターに買い替えたといったような場合に、ロボットも作れるという例だ。

上部にセットされたカメラが、パックがやってくる軌道を予測してロボットが打ち返す。パックが壁にあたってバウンスしても、それに対応するという。けっこう手強いロボットだ。

ロボットに負けてばかりで悔しい場合は、ロボットの速度や加速具合などを調整し、「ズル」することもできる。

ハードウェアの作り方マニュアル、ソフトウェアのファイルもここに。製作したホセ・フリオ氏のサイトはここ

ダイソンのロボット・ラボからは何が出てくるか?

先だって、ジェイムス・ダイソンがロンドンのインペリアル・カレッジに500万ユーロ(800万ドル)を投入してロボット・ビジョン・ラボを設立する話題を伝えたが、『フィズ』がここでどんな開発が行われそうかを予想している続きを読む

ロボットにも権利章典が必要か?

ロボットにも人権があるのか。まさかと思うだろうが、それを検討する動きは少しずつ始まっているようだ。

『ボストン・グローブ』紙の論説委員アレックス・ビーム氏が、「ロボットにも権利章典が必要か」という内容で論説を書いている。同氏は、これを考えるガイドとなるいくつかのポイントを挙げている。

スパイク・ジョーンズ監督の映画『her』は、人工知能と恋に落ちる話題のロマンス。

スパイク・ジョーンズ監督の映画『her』は、ポケットに入る人工知能コンピュータと恋に落ちる話題のロマンス。

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ロボット開発の経験者がいるハードウェア・アクセラレーター、ドラゴン・イノベーションに聞く

ハードウェアのスタートアップを対象としたアクセラレーターが増えている。

アクセラレーターとは、経験のない起業家らを専門家がサポートし、失敗なく市場への道のりを歩めるようにしてくれる組織のこと。ソフトウェア開発では数多くのアクセラレーターがシリコンバレーを中心に運営されてきたが、それが今、ハードウェアの領域まで広がってきた。ハードウェアにはもちろんロボットも含まれる。

そうしたハードウェア・アクセラレーターのひとつ、ボストンのドラゴン・イノベーションは、アイロボットで製品開発担当やエンジニアリング担当の副社長などを歴任したスコット・ミラー氏らが共同創設した。プロトタイプはあっても、そこから製造までどうやって漕ぎ着けばいいのか、ミラー氏のもとにはそうした相談が数々やってくる。

ハードウェア・アクセラレーターとは、どんなサポートをしてくれるのか、ミラー氏に聞いた。

ドラゴン・イノベーションのサイト。いく種類かのサービス方法がある。(http://www.dragoninnovation.com/より)

ドラゴン・イノベーションのサイト。いく種類かのサービス方法がある。(http://www.dragoninnovation.com/より)

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