カテゴリー: スタートアップ、ベンチャーキャピタル

ウィロー・ガレージで学んだこと。スティーブ・カズン氏流

ウィロー・ガレージのCEOを務めていたスティーブ・カズン氏は、サヴィオーク社というロボット・スタートアップを創設している。「人を助けるロボット」、「身体障害を乗り越えさせてくれるロボット」を目指しているようだ。

そのカズン氏がブログで、「ウィロー・ガレージで学んだ教訓」を10項目挙げている。参考になることも多く、またサヴィオキキ社が何をめざしているのかを感じられるので、要点を転載しよう。数字が10から始まっているのは、最後にいくほど重要度が増すという意味。

サヴォイキ社のサイト(http://www.savioke.com/より)

サヴォイキ社のサイト(http://www.savioke.com/より)

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「UBR-1は、大企業の買収対象としては魅力的なはずです」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ インタビュー その<1>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催しているのが、シリコンバレー・ロボティクスという非営利団体だ。ロボット産業でのイノベーションと商業化をサポートすることを目的として設立され、100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟する。

地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」は、数々のロボットと数々のロボット関係者が一堂に会する年に1度のお祭りだ。それ以外にも、ロボットのスタートアップを支援する多様な活動を行い、ロボット関係者をむすぶ要のような存在である。

シリコンバレー・ロボティクスのマネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、シリコンバレーとアメリカのロボット事情の現在を聞いた。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。

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処方箋ロボット登場

処方箋は、出す薬局も服用する患者も間違いやすいことがこれまで問題になっていた。他の患者用の薬を持ち帰ったり、時間ごとに服用する薬の種類を間違えたりで、さまざまな事故が起こっていたのだ。

それを変えようというスタートアップが現れた。『ワイアード』が伝えている

ピルパック社のロボットが、薬品をパッケージ化する(https://pillpack.com/より)

ピルパック社のロボット(右)が、薬品をパッケージ化する(https://pillpack.com/より)

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『ファスト・カンパニー』誌が選ぶ、最もイノベーティブなロボット会社10社

ビジネス誌の『ファスト・カンパニー』が、最もイノベーティブなロボット会社10社を選んでいる。家庭用、産業用、軍事用とロボットはいろいろ。

以下がラインアップだ。

プロクシー・ダイナミクス社のナノコプター「ブラック・ホーネット」(http://www.proxdynamics.com/より)

プロクシー・ダイナミクス社のナノコプター「ブラック・ホーネット」(http://www.proxdynamics.com/より)

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グーグルのロボット会社買収、総額は1億ドル以下?

昨年、ロボット会社をごっそりと8社も買収したグーグルは、いったいいくら費やしたのか。その額を2013年第3四半期の財務報告書と2013年の年次報告書からはじき出すと、1億ドル以下という。『ロボハブ』が伝えている

グーグル・ロボット部門の指揮をとるのはアンディ・ルービン(http://robohub.org/より)

グーグル・ロボット部門の指揮をとるのはアンディ・ルービン(http://robohub.org/より)

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ロボット開発の経験者がいるハードウェア・アクセラレーター、ドラゴン・イノベーションに聞く

ハードウェアのスタートアップを対象としたアクセラレーターが増えている。

アクセラレーターとは、経験のない起業家らを専門家がサポートし、失敗なく市場への道のりを歩めるようにしてくれる組織のこと。ソフトウェア開発では数多くのアクセラレーターがシリコンバレーを中心に運営されてきたが、それが今、ハードウェアの領域まで広がってきた。ハードウェアにはもちろんロボットも含まれる。

そうしたハードウェア・アクセラレーターのひとつ、ボストンのドラゴン・イノベーションは、アイロボットで製品開発担当やエンジニアリング担当の副社長などを歴任したスコット・ミラー氏らが共同創設した。プロトタイプはあっても、そこから製造までどうやって漕ぎ着けばいいのか、ミラー氏のもとにはそうした相談が数々やってくる。

ハードウェア・アクセラレーターとは、どんなサポートをしてくれるのか、ミラー氏に聞いた。

ドラゴン・イノベーションのサイト。いく種類かのサービス方法がある。(http://www.dragoninnovation.com/より)

ドラゴン・イノベーションのサイト。いく種類かのサービス方法がある。(http://www.dragoninnovation.com/より)

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「シャフト」って一体何者? 『IEEEスペクトラム』が解説

昨年末のDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)で、他のロボットに大きく差を空けて1位を獲得した日本のチーム、シャフト社。「いったい彼らは何者だ?」という興味がアメリカでも大きく高まったのに、同社がグーグルに買収されて「取材ノー」を通しているため、どのメディアも詳しく伝えきれずにいる。

そこで『IEEEスペクトラム』が、同誌がかつて取材した内容などを振り返りながら解説している

まずは、うわさ話から。先月、ロボット業界を駆け巡ったのは「グーグルがシャフトをDRCの決勝戦に出さない」といううわさだ。

DRCでスイスイ瓦礫を歩いたシャフトのS-Oneロボット

DRCでスイスイとデコボコの地面を歩いたシャフトのS-Oneロボット

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「ロボットのソフトウェアとハードウェアは、今や60対40くらいの比重になっています」フランク・トービー氏インタビュー その<2>

フランク・トービー氏は、ロボット産業の動向を追うふたつのウェブサイト「ザ・ロボット・レポート」と「エブリシング・ロボティクス」でよく知られている。また、長年研究してきたロボット企業の業績調査を集大成した世界初のロボット産業の株価指数「ロボストックス(ROBO-STOX)」の創設者のひとりでもある。ロボストックは昨年、ナスダックに登録された。

その<1>に続いて、ロボストックスや、ロボット起業の様子をどう観察しているのかなどについて尋ねた。

ロボット株指数(ROBO-STOX)を構成する企業の業務分野(http://www.robostox.com/より)

ロボット株指数(ROBO-STOX)を構成する企業の業務分野(http://www.robostox.com/より)

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「モス」。くっつけるだけで多様なロボットが作れる。

新しいモデュラー・ロボットが出た。「モス(MOSS)」という名前で、小さな立方体(キューブ)を組み合わせるだけで、いろいろな動きができるロボットが作れそうだ。『IEEEスペクトラム』が伝えている

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モザイクというアートとクラフトを実現するロボット。アルテイック社が開発した美的なしくみ

イタリアへ旅したことのある人ならば、そこここにローマ時代のモザイクが残されているのを目にしたことがあるだろう。多数さまざまな色彩のタイルを床や壁に埋め込んで、美しい絵を生み出す。小さな単位を積み重ねて大きな絵を生み出すアイデアはすごいが、こんな細かく手のかかる作業はとても現代では実現ができない。

ところが、それをロボットで可能にしたスタートアップがある。ボストンのアルテイック社だ。創設者でCEOのテッド・アクワース氏に話を聞いた。それをお伝えしよう(写真は2013年夏当時)。

アルテイック社がロボットで製作したパネルを用いたモザイク壁面(http://www.artaic.com/より)

アルテイック社がロボットで製作したパネルを用いたモザイク壁面(http://www.artaic.com/より)

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