カテゴリー: スタートアップ、ベンチャーキャピタル

こちらも、キックスターターで50倍の資金調達。卓上ロボットアーム

クラウド・ファンディングを最近成功裏のうちに終えたロボット・プロジェクトが「ユーアーム(uArm)」である。アルドゥイーノを用いた4軸の卓上ロボットアームだ。目標額5000ドルのところを、1260人以上の支援者を得て252000ドル近くを調達。何と50倍以上だ。

Robot - uarm

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警備ロボットが続々と登場

『ザ・ロボット・レポート』が、世界で開発が進む警備ロボットについて伝えている

ジェネラル・ダイナミックス・ロボティク・システムズ社のMDARSは、リアルタイムで障害物を回避、360度センサーも搭載(http://www.gdrs.com/より)

ジェネラル・ダイナミックス・ロボティク・システムズ社のMDARSは、リアルタイムで障害物を回避、360度センサーも搭載(http://www.gdrs.com/より)

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ABBベンチャーズ社がパーシモン・テクノロジー社に投資

ABB社の投資部門ABBベンチャーズ社とバーウィンド・プライベート・エクィティー社が、パーシモン・テクノロジーズ社のシリーズB投資に参加、1400万ドルを投入した。『ロボティクス・ビジネス・レビュー』が伝えている

パーシモン・テクノロジーズ社の製品(http://www.roboticsbusinessreview.com/より)

パーシモン・テクノロジーズ社の製品(http://www.roboticsbusinessreview.com/より)

パーシモン・テクノロジーズ社は、半導体、LED、フラットパネル・ディスプレイ、ソーラー業界向けに真空ロボットやハイブリッド界磁形モーター技術を提供する。3D蒸着プロセスを用いたモーター部品の画期的な製造方法を開発し、高出力密度と製造効率化、コスト削減を可能にする。

同社は2011年に創設され、ボストンが拠点。日本電産サンキョー社の大気ロボット製品のアメリカ販売も担ってきた。もともとの開発は国立科学財団(NSF)の補助金を受けて行われたもの。パーシモン・テクノロジーズ社には、これまでインテル社、日本電産サンキョー社などが投資している。

ROSを利用して、ミョーでロボットをジェスチャー操作する

クリアパス・ロボティクス社が、アームバンドのミョー(Myo)を利用してロボット制御ができることを確認した。同社のリリースが伝えている

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ドローンが巻き起こした最近のトラブル

アメリカでは、ドローン(無人航空機)の商用化がまだ進んでいない。現時点では、ホビイストがドローンを飛ばせる区域も、商用航空機や警察活動を干渉しないよう厳しく定められており、高度も400フィート以下。私有地の農場でもない限り広い空で思う存分ドローンを飛行させるというわけにはいかない。

2015年末までにはFAA(連邦航空局)による規制が改訂されるものと予想されているものの、ホビイストやドローン開発者は待ちきれず飛行させて、何らかのトラブルを引き起こすといったケースも数々見られる。最近の例をレポートしよう。

マンハッタンのビルの間を飛行し、路上に墜落したドローンのビデオから

マンハッタンのビルの間を飛行し、路上に墜落したドローンのビデオから

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ハードウェア・インキュベーターとはどんな空間? ハイウェイ1を訪問

サンフランシスコには、すでにハードウェア・インキュベーターやアクセラレーターがいくつかできている。これまであったインターネット・サービスやアプリ開発をサポートするソフトウェア・アクセラレーターの方法論が、ハードウェアにも広がってきたのだ。

だが、ハードウェアのサポートの中味は、ソフトウェアとは異なったものだ。ハードウェア・アクセラレーターとはどんな場所なのか。それをレポートしよう。

スタートアップの起業家たちは、大きな部屋で机を並べて仕事をする

スタートアップの起業家たちは、大きな部屋で机を並べて仕事をする

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ロボット会社50選(RBR50)発表

ロボティクス・ビジネス・レビュー』が主催する『RBR50』は、ロボット関係者や読者が選ぶロボット会社トップ50社のリストだ。このたび、全世界の1500社から厳選されたという50社が発表された。日本企業も少なからず含まれている。

Robot - rbr_50

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グーグルに買収されたメカ・ロボティクス社の道のり

グーグルに買収されたロボット会社のひとつ、メカ・ロボティクス社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスピンアウトで、卒業生のアーロン・エドシンガーとジェフ・ウェーバー両氏によって2006年に共同創設された。

現在は、グーグルのロボティシスト・ディレクターという肩書きになっているエドシンガーのこれまでの道のりが、MITのサイトに出ている

メカ・ロボティクス社のM1可動マニピュレーター。モノを持ち上げて運ぶために設計された。アームはスムーズに動き、コンプライアンスを備えている。

メカ・ロボティクス社のM1可動マニピュレーター。モノを持ち上げて運ぶために設計された。アームはスムーズに動き、コンプライアンスを備えている。

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ロボットに力を入れるロシアで、3月に国際会議

ロシアは、ロボットをオープン・イノベーションの重要な部分に位置づけている。研究を超えて、一般にも広くロボットへの関心を広めることも目指しているようだ。

そのロシアで、3月1〜2日に『スコルコヴォ・ロボティクス会議』が開催されることを、『エヴリシング・ロボティクス』が伝えている

Robot - skolkovo

ロシアのベンチャー市場はアメリカに比較して小さいが、2012年の10億ドル規模から、2020年には55億ドル規模に拡大する見込みという。ロボットのスタートアップへのサポートも整い始めており、ベンチャー・キャピタル、エンジェル投資、シード・アクセラレーターなどがある。

何よりも、ディミトリ・グリシン氏、ユリ・ミルナー氏、ディミトリ・イツコフ氏ら、インスピレーションに富んだ投資家の存在は大きな意味を持つと、この記事は伝えている。

「コンピュータ・ビジョンの恩恵がロボットをもっとも前進させています」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ氏インタビュー その<2>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催している非営利団体、シリコンバレー・ロボティクス。100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟し、地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」を開催したり、ロボットのスタートアップを支援する活動を行うなど、シリコンバレーの新しいロボット産業を側面支援する。

その<1>に続き、マネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、ロボット業界の詳細を尋ねた。

Robot - sv_robotics_logo

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