カテゴリー: 軍事用ロボット
2014/01/21
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ニュース •
軍事用ロボット
ポスト戦争、および政府予算縮小時代にあって、アメリカの陸軍は兵士の数を減らす計画だ。全兵士の数は、現在の54万人から2015年末には49万人、2019年までに42万人まで減少させる予定という。
そして、兵士に代わって登場するのがロボットだ。「ディフェンス・ニュース」が伝えている。
現在検討されているのは、4000人の旅団戦闘団を3000人に減らし、そこへロボットや無人システムを投入すること。ロボットと言ってもターミネーターのようなものではなく、何台もの自律走行トラックが有人トラックを追走するといった計画だ。そうすることで、トラックの装甲を軽くして旅団戦闘団の荷の総重量を減らすことができるという。
こうしたトラックが自律走行トラックに置き換わる? (http://www.telegraph.co.uk/より)
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2014/01/20
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ロボット研究 •
軍事用ロボット
NASA ジェット推進研究所(JPL)がDARPAロボティクス・チャレンジでのロボシミアンの記録を公開している。ロボシミアンは5位で予選を通過した。
なかなか現場では見られなかったが、ロボシミアンが這っている4本脚の状態から、脚を折り畳んで立ち上がる様子とか、器用に手先を使っている様子がわかっておもしろい。ビデオは1〜4倍速になっている。
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2014/01/20
バーチャルな三次元世界をどっぷりと体験できるヘッドマウント、オクルスリフトは、ゲーム開発者たちの間で超注目のアイテムだが、このインターフェイスはロボットの操作にも使えるようだ。
NASAジェット推進研究所(JPL)では、オクルスリフトとキネクト2を用いて、ロボットアームを操作する方法を開発中。いずれ、宇宙探索で使えるのではと期待している。「エンドガジェット」が伝えている。
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2014/01/20
筋肉の話題をもうひとつ。
カナダのサルミックラボ社が開発したウェアラブルなアームバンド「ミョー」は、ジェスチャー入力のためのデバイス。腕に装着して、手先を動かすだけで空中のドローンを操作したり、ビデオを早送りしたりできる。
ミョーは筋肉の動きを認識するEMG(筋電位測定)センサー、9軸のIMU(慣性測定ユニット)を搭載し、ブルートゥースで通信する。特定の指や腕のジェスチャーがすでに設定されているようだが、ディベロッパーがさらに独自のアプリケーション用のジェスチャーを考案することもあるだろう。
価格は149ドルで、現在予約販売中。前人気はかなり大きいようだ。三次元センサーとどう使い勝手が異なるのか不明だが、野外で利用できる利点は大きいかもしれない。
2014/01/13
「インターナショナル・ビジネス・タイムズ」が、2015年にアメリカ連邦航空局(FAA)の規制が緩和された後のドローン(無人航空機)と空の話題を掲載している。それによると、現在すでに軍事用や国境監視用にドローンが利用されているが、今後は超小型のナノ・ドローンや昆虫型ドローンが増えるという。
指先に載る昆虫型ドローン。ハーバード大学のロボビーの原型(http://www.ibtimes.com/より)
ナノ・ドローンの利点は飛行コストが安いこと。現在の有人ヘリコプターや飛行機は1時間当たり600〜2万ドルかかる一方で、ナノ・ドローンはたった25ドル。すぐに見つからないこと、そして人間の兵士の命を危険にさらさないことも大きな特長だ。
現在、すでに56の政府関連機関が63サイトでドローン飛行を許可されている。2015年の規制緩和に先駆け、さらに22政府関連機関と24大学が6つのテスト・サイトでの飛行を認められる模様だ。FAAは2017年には2万のドローンが空を飛んでいると予測するが、数はもっと多いと見る関係者もいるという。2015年以降は、商用利用も大幅に拡大する見込みだ。
指先に載るトンボのようなドローン、ロボビーを開発したハーバード大学エンジニアリングおよび応用科学学部のロバート・ウッド教授は、同大学の学生新聞「ハーバード・ガゼット」紙でインタビューに応え、アマゾンがドローンで商品を配達するという構想は、技術的にはかなり実現可能と語っている。
「内部のラボ環境ではすでに実証済み。外部環境では天候や揺れなどのチャレンジがあるが、ロボット・コミュニティーはこれらの問題にも取り組んでおり、解決は近い」としている。
2013/12/31
2013年最大のロボット・イベントだったDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)予選が終わって10日。
考えれば考えるほどに、ずいぶんシュールなできごとだったと感じてならない。15のロボットが同時進行して、人間がやるような8つのタスクに懸命に取り組んでいる。アトラスを始め、精巧に作られたああしたロボットを1体見るだけでも感動のはずだが、それが予備分も含めて20体以上も結集し、それぞれのハードウェア、ソフトウェア、そして人間オペレーターの能力の限りを尽くしている。
こんなイベントに立ち会えたことは非常に幸運だったし、ロボットに対する認識がまったく新しいレベルへシフトしたようにも感じた機会だった。
自走車開発を促進するためのDARPAグランド・チャレンジが最初に開かれた2004年、150マイル(約240キロ)の全コースを完走した車はなかったが、9年後の現在、自走車の実用化はもう数年先に迫っている。 同じように、あと数年もすれば、ロボットたちは今回のようなタスクをスムーズにこなすようになって、さらに高度なタスクへも取り組んでいるはずだ。本当にロボットたちが身の回りに増え、必要とあらば人々を助けに出てくるのだ、という感慨を強くした。
日本人ロボット関係者はどう見た?
さて、DRC会場で何人かの日本人ロボット開発者にコメントをもらっていたので紹介しておきたい。会場には、日本の大学や企業からロボット研究者、開発者も多く訪れていた。ほとんどが経済産業省と米国国防省の間で合意された『人道支援と災害復旧に関するロボットの日米共同研究』に関連した視察だったようだ。
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2013/12/21
DARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)は、2日目もハードなスケジュールが終日続いた。17チームのうち、参加できなかった中国チーム、インテリジェント・パイオニアと、ロボットの調子が悪いカイロス・オートノミーを除いた15チームが、残りのタスクを30分ごとにこなしていった。
タータン・レスキューのロボット、チンプが「ドアを開く」のタスク中
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2013/12/20
DARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)第1日は、午前7時からの開会式でオープンした。
かつての飛行機技術と同じように、ロボットも今は未熟な技術に見えるかもしれないが、「これは新しい時代の始まりだ」というDARPAプログラム・マネージャー、ギル・プラット氏のことばに、参加者は大いに鼓舞されたようだった。
開会式の様子。左から2番目は、DARPAディレクターのアラティ・プラバカー氏,3番目はギル・プラット氏
開会式に参加するチーム・メンバーと関係者たち
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2013/12/19
12月20〜21日にマイアミで開かれるDARPAロボティクス・チャレンジは、ユーチューブのDARPA TVでもストリーミングされる予定。マイアミ時間午前8時から午後6時までの間、ぜひアクセスしていただきたい。詳しい時間割はここに。
2013/12/19
ロボニュースもDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)を取材するために、マイアミにやってきた。本日は、メディア向けのブリーフィングに参加。
会場となっているホームステッド・スピードウェイは、いつもはカーレースが開かれる場所。そのトラック上に、8つのタスクのための建て込みが作られ、最終的な仕上げが行われている最中だった。
タスク用ブースの仕上げが進むホームステッド・スピードウェイの会場
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