火消しロボットお目見え
米海軍研究事務所(ONR)では、5年ほど前から船上での火消しロボットの開発を行ってきた。このたび、その成果が公開された。『CNN』が伝えている。
ロボット・クラブは、今や全米の中高校生の活動に広まっている。フロリダ州の複数の高校の生徒たちで組織されるそんなクラブのひとつが、NASAのロケット打ち上げをサポートするロボットを作った。『フロリダ・トゥデイ』が伝えている。
ロボットやAIは、すでにテクノロジーの領域を超えて、世界の経済と社会に関わる問題になってきている。
『ロボハブ』が、今年の世界経済フォーラム(WEF)でロボットとAI についてのセッションのビデオをまとめている。
AI関係の映画がまたひとつ。イギリス映画の『エックス・マキナ』だ。
この映画で科学アドバイザーを務めた遺伝子学者のアダム・ルーサーフォード氏が、映画に登場するAIである女性ロボットの「アヴァ」にどれだけ真実みがあるかを、『テレグラフ』紙で論じている。
「ロボットが人々の職を奪う」、「AIが人類を崩壊させる」と、最近は未来のテクノロジーに関わる危機論が高まっている。
その中でも声高にAI研究の危険性を指摘しているのが、意外なことにイーロン・マスク氏だ。テスラ・モーターズ社を創業し、民間宇宙技術会社のスペースX社も創設。そして、超高速移動手段のハイパーループを考案したトップ・テクノロジストが危機感を抱いているのだ
そのマスク氏が、人類の発展に貢献するAI研究のために1000万ドルを寄付するという。『ワイアード』が伝えている。
火山国の日本としては、噴火がどんなしくみで起こるのかはよく知りたいところだ。そんな中、NASAジェット推進研究所(JPL)が壁面をよじ登って火道内を計測できるロボットを2種開発した。『テック・タイムズ』が伝えている。
9月末にボストンで開催された『emTech 2014』会議のレポートも、<その1>の続きをまだお伝えしていなかった。
ロボット関係に絞って、その中から現在ドローン会社として注目を集めているエアウェア社の講演についてご報告しよう。
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