カテゴリー: 家庭用ロボット

ナオが、一般向けにも発売を開始。価格は半分に

フランスのアルデバラン・ロボティクス社のヒューマノイド・ロボット「ナオ(NAO)」は、プログラムを教える教育現場で人気のロボット。これまでは、高校や大学の研究室向けに出荷されてきたが、このたび一般向けにも発売を開始した。『ロボハブ』が伝えている

現在出ているのは、4代目の「NAO Next Gen」。一般向け販売に合わせて、値段はこれまでのほぼ半分になり、アメリカでは7999ドル。2台のHDカメラを搭載して顔を認識し、アームを動かして動作を入力できる。

個人向けにはちょっと高いが、いろいろプログラムして楽しめるのならばと、欲しくなるホビイストもいるだろう。

3.253秒でルービック・キューブを組み立てる、レゴ・ロボット

レゴを使ってこんなロボットも作れる。『ザ・ヴァージ』が、先日イギリスのバーミングハムで開かれたサイエンスフェアで、ルービック・キューブを3.253秒という世界記録で組み立てたレゴ・ロボットについて伝えている

続きを読む

おもちゃロボットのプレイアイ社が、Aシリーズの800万ドルの投資を受ける

キックスターターで約11000個の予約販売を受け、140万ドル以上を調達したプレイアイ社が、シアトルのマドローナ・ベンチャー・グループ、およびボストンのチャールズ・リバー・ベンチャーズから合わせて800万ドルの投資を受けたという。『ザ・ロボット・レポート』が報じている

プレイアイ社の「ボー」(左)と「ヤナ」(右)は子供がプログラミングを習得するよう考えられたロボット(https://www.play-i.com/より)

プレイアイ社の「ボー」(左)と「ヤナ」(右)は子供がプログラミングを習得するよう考えられたロボット(https://www.play-i.com/より)

続きを読む

ピンポン・ロボットのホント、ウソ考察

『IEEEスペクトラム』が、クカ社製ピンポン・ロボットとドイツ・チャンピオンの対抗試合、そして、ホビイストが作ったとされるピンポン・ロボットについて、真偽性を2つの記事で考察している。Robot - kuka_boll

続きを読む

本物のように泳ぐ、魚のソフト・ロボット

ソフト・ロボットは、新しいロボット分野として注目の的。ただ外側がソフトなだけでなく、動きも内側の流体によって促されるようなものだ。『MITニュース』が、コンピュータ科学および人工知能ラボ(CASIL)の研究者らが魚型のそんなロボットを開発中だと伝えている

続きを読む

ヒューマノイド・ロボットの課題とチャレンジ

イギリスの『ジ・エンジニアリング』誌が、ロボット関係者にヒューマノイド・ロボットの課題とチャレンジについて質問している。かいつまんでお伝えしよう。

参加者は:

・DB=デヴィッド・ビセット(自律システムのコンサルタント、前ダイソン社のロボティクス研究部門トップ)

・MR=マーク・レイバート(ボストン・ダイナミクス社創設者)

・NS=ノエル・シャーキー(シェフィールド大学人工知能およびロボティクス学部教授)

・RW=リッチ・ウォーカー(シャドー・ロボット・カンパニー社ディレクター)

こんな風に生活できる日はいつやってくるのか(http://asimo.honda.com/より)

早くこんな生活がしたい(http://asimo.honda.com/より)

続きを読む

ロボットとサイバー・ロー(サイバー法)の関係

ロボットが身の回りに増えるにつれ、ロボットの行動についての規制も考えるべき課題だ。ワシントン大学の法律大学院のライアン・カロ教授は、まさにそうした新しい分野の法律を研究している。『ロボティクス・ビジネス・レビュー』が報じている

ロボットのサイバー・ローを研究するワシントン大学のライアン・カロ教授

ロボットのサイバー・ローを研究するワシントン大学のライアン・カロ教授

サイバー・ローは、インターネットと法律が交わる領域で、カロ教授はコンピュータやインターネットとも異なる特質を持つロボットにも、独自の法律が必要になると説いている。同教授の論文ドラフトはここにあるが、「embodiment(データの形象化)」、「emergence(創発性、自律性)」、「社会的意味」という点から考察を進めるようだ。

同教授はフィードバックも歓迎するとのこと。

カリフォルニア工科大学の学生ロボット対抗戦

ロサンゼルス郊外のカリフォルニア工科大学の年中行事が、学生のロボット対抗戦だ。機械エンジニアリング学部の学生がチームを組み、互いに競い合う。『ロザンゼルス・タイムズ』が伝えている

成績もかけた必死の対抗戦(http://www.dailymail.co.uk/より)

成績もかけた必死の対抗戦(http://www.dailymail.co.uk/より)

29回目の今年は、6チームが20週間以上をかけ800ドルの予算でそれぞれのロボットを製作。1.5メートル高のピラミッドの頂上に空き缶を置くというタスクを、2チームずつ競った。先に置かれた相手チームの缶を奪うのも可。

これは、対抗戦であると同時に期末テストも兼ねているとのことで、学生たちにとっては負けていられない真剣勝負だ。ロボットが壊れると、その場で修理もする。勝ったのは、四輪のロボットを製作した「チキン・マックナゲット40個」という名前のチームという。

卒業生や地元の高校生も見学に訪れ、理想的なロボット・エンターテインメントと学習の機会だ。

ビデオはここ

こちらも、キックスターターで50倍の資金調達。卓上ロボットアーム

クラウド・ファンディングを最近成功裏のうちに終えたロボット・プロジェクトが「ユーアーム(uArm)」である。アルドゥイーノを用いた4軸の卓上ロボットアームだ。目標額5000ドルのところを、1260人以上の支援者を得て252000ドル近くを調達。何と50倍以上だ。

Robot - uarm

続きを読む

警備ロボットが続々と登場

『ザ・ロボット・レポート』が、世界で開発が進む警備ロボットについて伝えている

ジェネラル・ダイナミックス・ロボティク・システムズ社のMDARSは、リアルタイムで障害物を回避、360度センサーも搭載(http://www.gdrs.com/より)

ジェネラル・ダイナミックス・ロボティク・システムズ社のMDARSは、リアルタイムで障害物を回避、360度センサーも搭載(http://www.gdrs.com/より)

続きを読む


Copyright © robonews.net