2014/03/20
インテューイティブ・サージカル社は、ロボット会社のホープとされてきた。
ロボット研究からスピンアウトして創設された同社は、手術ロボット「ダヴィンチ」を開発。その非侵襲的な利点が多くの病院で認められて、利用が広まっていたのだ。ダヴィンチが用いられる手術の種類も前立腺がんから、子宮がん、胆嚢摘出、子宮摘出などに拡大していった。
ダヴィンチの値段は1台あたり230万ドルと高価だが、同社の売上は10年間に1500%増え、株価は3000%高まった。そんな同社は、ロボット業界ではビジネス・モデルの成功例として、そして医療業界では先端的なテクノロジーの導入を支える例としてよく取り上げられる存在だったのだ。
ところが、同社は昨年からさまざまな障害に直面している。
手術ロボット、ダヴィンチ(http://www.intuitivesurgical.com/より)
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2014/03/19
ロボット業界の動向に詳しいフランク・トービー氏が、最近よく見かけるテレプレゼンス・ロボットやダ・ヴィンチのような手術ロボット、そして適応型クルーズ・コントロール付きの車は、本当のロボットなのかと、『ロボハブ』で問いかけている。
本物のロボットはまだ来ないが、そこへ確実に向かっている(http://robohub.org/より)
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2014/03/19
3月初めにドイツのビーレフェルトで開かれたヒューマン・コンピュータ・インタラクション会議(HRI 2014)では、人間がロボットを受け入れやすくなるようなしかけを模索する研究がいくつか発表された。ロボットの不自然さをちょっとした振る舞いでカバーし、人がロボットに感じる不気味さを超えようとするものだ。『ニュー・サイエンティスト』が伝えている。
ロボットやバーチャル・エージェントでは、視線の動きが相手を自然な気持ちにさせる。ショーン・アンドリスト氏らの研究(http://hci.cs.wisc.edu/projects/gaze/より)
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2014/03/18
テクノロジー関連出版社で、次々と興味深い会議も開催するオライリー・メディアが、5月21〜22日に『ソリッドコン』を開催する。
ソリッドとは「固まり」の意。つまりハードウェアだ。オライリーが推進してきたメーカー・ムーブメントに加え、昨今話題のウェアラブル、モノのインターネット化、そしてロボットがテーマとして含まれるようだ。
ロドニー・ブルックスが基調講演を行い、その他にもMITメディアラボ関係者や、デザイン会社IDEO関係者らが参加する模様。グーグルに買収されたボット&ドリー社のプレゼンテーションもある。
2014/03/18
毎年4月第2週の1週間は、「ナショナル・ロボティクス・ウィーク」と定められている。これは、2010年に始まったもので、アメリカの次の産業の柱をロボットと見定め、子供から大人までロボットに触れる機会を増やすためのイニシャティブとして、議会で可決された。
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2014/03/18
アイロボット社の本格的なテレプレセンス・ロボットAva 500の販売が始まった。当座は、アメリカ、カナダと限られたヨーロッパ市場で、シスコ社の販売網で売るようだ。『ロボット・ビジネス・レビュー』が伝えている。
テレプレゼンス・ロボットとしてはハイエンドなAva 500(http://www.irobot.com/より)
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2014/03/18
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医療用ロボット
調査会社のウィンター・グリーン社が発表したレポートは、リハビリテーションに利用されるロボット市場が、現在の4330万ドルから、2020年には18億ドルへと大きく拡大すると予測している。『ザ・ロボット・レポート』が伝えている。
ミョープロ社の義手(http://www.myopro.com/より)
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2014/03/16
国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されているヒューマノイド・ロボット、ロボノート2(R2)の話題をふたつ。
ひとつは、R2が医師として活躍すべく開発が進んでいるという内容。『スペース』が伝えている。R2は宇宙飛行士らの仕事を船内、船外でサポートするために搭載されており、これまでもいろいろなタスクを遂行してきた。そこに加わるのが医療らしい。
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2014/03/15
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医療用ロボット
『ホスピタル・パーチェス・ニュース』が、看護士の病院での仕事がロボット利用によってより患者に向けられるかを調査した結果を報じている。
病院では、こうした自律搬送ロボットの利用が増えている(http://hospitalpurchasingnews.com/より)
それによると、看護士が1日に病院内を歩行する距離は、普通病棟で3.89マイル(6.26キロ)、ICU病棟で5.13マイル(8.26キロ)という。また、看護士が実際に患者の傍ですごす時間は31%に過ぎず、残りの時間は移動、必要品を探す、医療記録のデータ入力などの付加価値のない作業に費やされているという。オーストラリアの同様の調査でも、患者のために過ごす時間は37%だったという。さらに、患者に薬品を供給している時間を含め、看護士の仕事は中断されることが多く、作業は断片的になりがちという。
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