カテゴリー: ロボット研究

SXSWでのアンチ・ロボット・デモ

音楽、映画、デジタル・テクノロジーのお祭り兼コンファレンスであるSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)の会場近くで、ロボットやAIに反対する人々のアンチ・ロボットのデモがあった。『ザ・ヴァージ』が報じている

「ロボットをくい止めろ」と書かれたプラカードを掲げて行進する人々(http://www.theverge.com/)

「ロボットをくい止めろ」と書かれたプラカードを掲げて行進する人々(http://www.theverge.com/)

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DARPAロボティクス・チャレンジ決勝戦には、25チームが参加。日本からは5チーム!

DARPA(国防総省高等研究計画局)が来る6月5〜6日に開催するDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)決勝戦の参加チームの顔ぶれが発表された。米時間3月5日午後にカンファレンス・コールで明らかにされた。

一昨年の予選を勝ち抜いた11チームに加えて、ドイツ、香港、イタリア、日本、中国、韓国から新たに14チームが参加、合計25チームが自然災害、人的災害における救援ロボットの技を競い合う。日本からは、何と5チームも参加する。

ドイツのボン大学から参加するロボット「モマロ(Momaro)」

ドイツのボン大学から参加するロボット「モマロ(Momaro)」

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「ロボット技術にはこれから偉大な進展があり、明るい未来があります」。 クアルコム・ベンチャーズ フーマン・ハギギ氏インタビュー<その2>

クアルコム社の投資部門、クアルコム・ベンチャーズがロボットを対象にしたアクセラレーターを創設する。(応募の詳細は、ここ

ハードウェアのアクセラレーターは各地に生まれているが、通信技術会社大手のクアルコム社がことにロボットや要素技術に特化したアクセラレーターを作り、起業家をサポートして、この分野の進化を促進するという動きは、大変興味深いものだ。

アクセラレーターは、カリフォルニア州南部のサンディエゴのクアルコム本社内に作られ、アクセラレーターとして評価の高いテックスターズ社が運営にあたる。サンディエゴはメキシコの製造産業集積地であるティワナにも近く、そうした地の利を活かしたいという。

ロボティクス・アクセラレーターの発案から立ち上がり、運営の展望まで、その経緯をクアルコム・ベンチャーズ社の担当者フーマン・ハギギ氏に聞いた。その<1>から続く。

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クアルコム・ベンチャーズ社のフーマン・ハギギ氏。カリフォルニア大学サンディエゴ校で計算論的認知科学を専攻し、その後スタンフォード大学で先端プロジェクト管理を学ぶ。10数年前にクアルコム・ベンチャーズに入社する前は、カリフォルニア州の警察車両に搭載するラップトップを開発した会社を創設した。

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「クアルコムのロボティクス・アクセラレーターではロボット分野の最高のメンターを揃えています」。 クアルコム・ベンチャーズ フーマン・ハギギ氏インタビュー<その1>

クアルコム社の投資部門、クアルコム・ベンチャーズがロボットを対象にしたアクセラレーターを創設する。(応募の詳細は、ここ

ハードウェアのアクセラレーターは各地に生まれているが、通信技術会社大手のクアルコム社がことにロボットや要素技術に特化したアクセラレーターを作り、起業家をサポートして、この分野の進化を促進するという動きは、大変興味深いものだ。

アクセラレーターは、カリフォルニア州南部のサンディエゴのクアルコム本社内に作られ、アクセラレーターとして評価の高いテックスターズ社が運営にあたる。サンディエゴはメキシコの製造産業集積地であるティワナにも近く、そうした地の利を活かしたいという。

ロボティクス・アクセラレーターの発案から立ち上がり、運営の展望まで、その経緯をクアルコム・ベンチャーズ側の担当社であるフーマン・ハギギ氏に聞いた。

クアルコム・ベンチャーズ社のフーマン・ハギギ氏。クアルコム社側のアクセラレーター担当者

クアルコム・ベンチャーズ社のフーマン・ハギギ氏。カリフォルニア大学サンディエゴ校で計算論的認知科学を専攻し、その後スタンフォード大学で先端プロジェクト管理を学ぶ。10数年前にクアルコム・ベンチャーズに入社する前は、カリフォルニア州の警察車両に搭載するラップトップを開発した会社を創設した。

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クアルコム社がロボティクス・アクセラレーターを開設。第1回プログラムの締め切りは3月8日

クアルコム社がロボット関連のスタートアップへのサポートに乗り出す。サンディエゴに、ロボットに特化したアクセラレーターを創設する計画だ

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<イベント・レポート>『ディベロッパー・ウィーク2015』 ロボティックスDevサミット

2月半ば、およそ1週間にわたってサンフランシスコでディベロッパー・ウィークが開催された。その間、2月11日にはロボティクスに焦点をあてた展示とセッションが行われた。

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奇抜な未来の乗り物構想

シリコンバレーでは、サンフランシスコとロサンゼルス間を30分で移動できるという、イーロン・マスクの超高速移動手段「ハイパーループ(Hyperloop)」構想が取り沙汰されている。平均時速962キロという、気の遠くなるような速さだ。

そんな中、『フォーブス』が、過去と現在の「未来の交通構想」をいくつかスライドショーで紹介している。ハイパーループに引けをとらない先端的なアイデアばかりだ。

2人乗りのボッドがレールの下にぶら下がって走るスカイトラン。(http://www.skytran.us/より)

2人乗りのボッドが磁気浮上して走るスカイトラン。(http://www.skytran.us/より)

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バクスターは、遠隔医療にも役立つか?

人と一緒に働く新しいタイプの産業ロボットとして知られるバクスターが、エボラ熱のような感染病の前線で役立つかどうかを研究するプロジェクトのために使われる。『ロボハブ』が伝えている

バクスターは、生産だけなく、遠隔医療にも挑む(http://www.rethinkrobotics.com/より)

バクスターは、生産だけなく、遠隔医療にも挑む(http://www.rethinkrobotics.com/より)

このバクスターは、オープンソース・ロボティクス財団(OSRF)にあったもので、先月末、オレゴン州立大学へ送られた。同大学ロボット・プログラムのパーソナル・ロボティクス・グループで現在進められている遠隔医療におけるロボット利用の研究に使われる。同研究は、全米科学財団の補助金の下に行われているものだ。

エボラ熱感染の危険にさらされる西アフリカのような場所では、バクスターのように直観的な操作が可能なロボットがあれば、医療関係者が安全な場所から作業を行うことができる。

コー・ロボットはそうしたところにも利用価値があるのだとすれば、興味深い展開だ。

下は、同大学のPR2が遠隔操作されてシーツを処理する模様。

人気番組『バトルボッツ』が、12年ぶりに復活

手作りロボットがリングで果たし合いをする番組『バトルボッツ』が、この夏にリバイバルするという。『デッドライン』が報じている

新シリーズでは、もっとインテリジェント化するか?(http://deadline.com/より)

新シリーズでは、もっとインテリジェント化するか?(http://deadline.com/より)

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ボストンで、ロボットの100メートル競走開催

毎年4月半ばの『ロボット・ウィーク』には、全米でさまざまなロボット・イベントが開かれるのだが、今年はボストンでロボットの100メートル競争が開催される。『ベータボストン』が伝えている

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