カテゴリー: ロボット研究

人間業を超えるドラマーの義手

片腕をなくしたドラマーが、ロボット・アームの義手によって演奏を再開し、さらに人間の技能を超えるドラミングをするのを実現した。『IEEEスペクトラム』が伝えている

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「日本のロボットは予想以上にインターナショナルだと思います」 ニューヨークタイムズ記者 ジョン・マルコフ氏 インタビュー その<2>

ニューヨークタイムズの科学記者であるジョン・マルコフ氏は現在、ロボットに関する著書を執筆中である。昨年12月、グーグルがロボット企業を数々買収していたというニュースを最初に報じたのも、マルコフ氏だった。シリコンバレーに育ち、長い間テクノロジー、コンピュータ・セキュリティーの分野をカバーしてきた有名記者である同氏がなぜ今、ロボットに注目しているのか。その<1>に続き、現在の新しいロボット産業をどう見ているのかなどを聞いた。P1010805 のコピー

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「そのうち、グーグルの自走配達車からロボットアームが出てくるかもしれません」 ニューヨークタイムズ記者 ジョン・マルコフ氏 インタビュー その<1>

ニューヨークタイムズの科学記者であるジョン・マルコフ氏は現在、ロボットに関する著書を執筆中である。グーグルがロボット企業を数々買収していたというニュースを最初に報じたのも、マルコフ氏だった。シリコンバレーに育ち、長い間テクノロジー、コンピュータ・セキュリティーの分野をカバーしてきた有名記者である同氏がなぜ今、ロボットに注目しているのか。それを尋ねに行った。

ジョン・マルコフ氏は、ニューヨークタイムズのシニア・ライター。1976年からテクノロジーを追うベテラン。

ジョン・マルコフ氏は、ニューヨークタイムズのシニア・ライター。1976年からテクノロジーを追うベテラン。

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グーグルに買収されたメカ・ロボティクス社の道のり

グーグルに買収されたロボット会社のひとつ、メカ・ロボティクス社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスピンアウトで、卒業生のアーロン・エドシンガーとジェフ・ウェーバー両氏によって2006年に共同創設された。

現在は、グーグルのロボティシスト・ディレクターという肩書きになっているエドシンガーのこれまでの道のりが、MITのサイトに出ている

メカ・ロボティクス社のM1可動マニピュレーター。モノを持ち上げて運ぶために設計された。アームはスムーズに動き、コンプライアンスを備えている。

メカ・ロボティクス社のM1可動マニピュレーター。モノを持ち上げて運ぶために設計された。アームはスムーズに動き、コンプライアンスを備えている。

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モーターも代替する、超強力な人工筋肉

テキサス大学ダラス校の研究者らが、釣り糸と裁縫用の糸で強力な人工筋肉を作った。『IEEEスペクトラム』が伝えている

人間の筋肉よりも強い人工筋肉(http://spectrum.ieee.org/より)

人間の筋肉よりも強い人工筋肉(http://spectrum.ieee.org/より)

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ホームブリュー・ロボティクス・クラブ訪問記

シリコンバレーには、ホームブリュー・ロボティクス・クラブ(HBR)というロボット愛好家たちの集まりがある。

かつて、パーソナル・コンピュータを生み、アップルのスティーブ・ジョブズらもよく顔を出したホームブリュー・コンピュータ・クラブは有名だ。同クラブは70年代後半に活動を停止したのだが、その「焼け跡から立ち上がった」のがHBRだと、ウェブサイトには説明されている。実際顔を出してみると、気のせいか、70年代の雰囲気を残したギークな人々が散見される。

ホームブリュー・ロボティクス・クラブのミーティング風景

ホームブリュー・ロボティクス・クラブのミーティング風景

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「コンピュータ・ビジョンの恩恵がロボットをもっとも前進させています」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ氏インタビュー その<2>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催している非営利団体、シリコンバレー・ロボティクス。100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟し、地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」を開催したり、ロボットのスタートアップを支援する活動を行うなど、シリコンバレーの新しいロボット産業を側面支援する。

その<1>に続き、マネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、ロボット業界の詳細を尋ねた。

Robot - sv_robotics_logo

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ウィロー・ガレージで学んだこと。スティーブ・カズン氏流

ウィロー・ガレージのCEOを務めていたスティーブ・カズン氏は、サヴィオーク社というロボット・スタートアップを創設している。「人を助けるロボット」、「身体障害を乗り越えさせてくれるロボット」を目指しているようだ。

そのカズン氏がブログで、「ウィロー・ガレージで学んだ教訓」を10項目挙げている。参考になることも多く、またサヴィオキキ社が何をめざしているのかを感じられるので、要点を転載しよう。数字が10から始まっているのは、最後にいくほど重要度が増すという意味。

サヴォイキ社のサイト(http://www.savioke.com/より)

サヴォイキ社のサイト(http://www.savioke.com/より)

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ウィロー・ガレージが正式に閉鎖

ウィロー・ガレージが先月、正式に幕を閉じた。創設者のスコット・ハッサンがフルタイムでスータブル・テクノロジーズ社のCEOに就任して、ウィロー・ガレージは役割を終えたという。『ビジネスウィーク』が伝えている

(http://www.businessweek.com/より)

(http://www.businessweek.com/より)

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グーグルは、AIのマンハッタン計画に着手中?

『ガーディアン』紙が、レイ・カーツワイルのプロフィールを紹介している

カーツワイルは「シンギュラリティー」という、人間と機械がひとつのものとなる瞬間が訪れると提唱してきたAI研究者。医学にも関心を持ち、人間はいずれ不死身になるという説の持ち主でもある。

そのカーツワイルがグーグルのエンジニアリング担当ディレクターに就任することが昨年発表されて、世間を驚かせた。

レイ・カーツワイル氏(http://www.theguardian.com/より)

レイ・カーツワイル氏(http://www.theguardian.com/より)

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