構造物を組み立てる、マイクロ・ロボット
研究機関のSRIインターナショナル社が、小さな建造物を組み立てることができるマイクロ・ロボットを開発している。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
研究機関のSRIインターナショナル社が、小さな建造物を組み立てることができるマイクロ・ロボットを開発している。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
DARPAのロボティクス・チャレンジ(DRC)は、福島原発のような災害時に役立つロボットを作るという目的で開催された。ところが、こうしたテクノロジーの推進は、どこから武器の威力に様変わりするかはわからないと、警告を出している専門家らもいる。『NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)』が伝えている。
アメリカ有数のロボット研究所である、カーネギー・メロン大学ロボティクス研究所のパンフレットがクールだと評判だ。
『Changing the Shape of Robotics』というタイトルのついたこのパンフレットは、たった数ページしかないようだが、1970年代から現在までのロボット開発を写真と簡単な解説で見せる。タイトルは「ロボット開発を変える」という意味なのだが、実際同研究所のロボットもどんどんかたちが変わっているようだ。
レイアウトもシンプルでわかりやすく、何よりも楽しい。普段は難しい研究ばかりでも、こんなパンフレットがあると一般の人々にもロボット研究が取っ付きやすくなることはたしか。
ダウンロードはここから。
おもしろい競技会が開かれるようだ。
『IEEEスペクトラム』によると、2016年にスイスのチューリッヒで、ロボット技術を統合した人工器官をつけた選手のスポーツ競技が開かれるという。その名は「サイバスロン(Cybathlon)」。
今年8月、ヒューマノイド・ロボットが消防士としての腕を試されるそうだ。『マッシャブル』が伝えている。
これは、アメリカ海軍が将来のロボット導入のためのテストとして行うもの。消防などの危険な仕事を、ロボットが兵士の代わりに行えるかを観察するという。廃船となった大型船が使われる予定だ。
どんなロボットが動員されるのかは明らかではないが、ロボットは手によるジェスチャーと音声によるコマンドで、傍に立つ兵士から指令を受けるとのこと。また、火を見て認識する能力もあるようだ。こうした機能は、海軍研究試験所(NRL)が開発しているようだ。
生まれつき四肢のない少女の身体となるロボットが作られた。
これは、アイルランドのダブリンにあるトリニティー・カレッジのエンジニアリング学部の教授と学生が取り組んだもの。2年近くの期間をかけて、そのプロトタイプが先頃公開された。『アイリッシュ・タイムズ』が伝えている。
ロボットが職場にやってくることが脅威として語られてばかりいるが、先端テクノロジーによってロボットがどんな機能を持つのかだけに目を向けていては、重要なことが抜け落ちる。『ハーバード・ビジネス・レビュー』がそう訴えている。
シドニー工科大学から生まれたロボット会社、サブレ・オートノマス・ソリューションズ社 が、長い橋の鉄骨を水で高圧洗浄するためのロボットアームを開発し、作業を安全でスピーディーに済ませるのに貢献いるという。『ザ・ロボット・レポート』が伝えている。
ヘレン・グレイナー氏は2008年、新型の自律航空機(UAV)を開発するサイファイ・ワークス社を起業した。同氏は、掃除ロボット、ルンバを生んだアイロボット社の共同創設者として知られ、ロドニー・ブルックス、コリン・アングル両氏と共に、ロボット技術が一般消費者向けの製品として浸透していく経緯を見守った。
ボストンのサイファイ・ワークス社を訪ね、同社の技術、そして起業の体験について話を聞いた。(尚、インタビューは2013年夏に行われている。同社はその後700万ドルのシリーズAの投資を受けた。)
その<1>に続いて、アイロボット社の起業時代の話や、現在のロボット界についての見方を聞いた。
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