カテゴリー: ロボット会社
2013/11/20
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ロボット会社
ロボット・ビジネスの情報サイト『ロボット・レポート』に、先頃モスクワで開かれたロボット展の写真が掲載されている。それを見ると、彼の地でもロボットが盛り上がっている雰囲気が伝わってくる。海外で開発され、ロシアの販売代理店が出展したロボットもかなりあるが、ホスピタリティー(受付やカスタマー・サービス)や教育系のロボットはロシア製のものが多かったらしい。
写真には、お掃除ロボットのルンバに似たロボット(韓国のユージン・ロボット社製)、窓を拭いてくれるらしいロボット(これはイギリス製)などと共に、テレプレゼンス・ロボット、セグウェイに似た移動具、ジャイロスコープ付きの小型一輪車などのロシア製の製品も見られる。
ロボット熱はやはり全世界的に高まっている様子である。
http://www.everything-robotic.com/より
2013/11/18
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ロボット会社
ニューヨーク・タイムズの記者、ジョン・マーコフ氏は、近年までシリコンバレーのテクノロジーの発展を追いかけてきた有名人物だが、最近は軸足をロボットに移している。
彼の最近の記事『人間とロボットを結ぶヘソの緒(The Umbilical Link of Man to Robot)』は、ヒューマノイド型ロボットの開発について触れている。人間と一緒に仕事し、生活するロボットへの関心が増してきたという内容だ。アメリカの話題が中心。
東洋経済オンラインに記事の全文が掲載されているので、ぜひご覧いただきたい。
2013/11/18
さる10月11日に、カリフォルニア大学バークレー校で、同大学とスタンフォード大学のロボット研究者を中心にしたシンポジウムが開かれた。残念ながら、ロボニュースは取材に行けなかったが、その全記録ビデオがサイトに載っている。
ロボット開発に重要な技術研究の発表と並んで、すでにロボット製品を出している新興企業のプレゼンテーションもある。時間があれば、ぜひ見ていただきたい。セッションは4部に分かれているが、このプログラムのページから各スピーカーのプレゼンテーションに直接アクセスできるようになっている。
ロボニュースでは、最近話題になっている新興企業アンキ社(Anki)とレッドウッド・ロボティクス社のプレゼンテーションを見てみた。アンキ社は新しいタイプのゲームカーのメーカー、またレッドウッド・ロボティクス社はSRIとウィロー・ガレージ、メカ・ロボティクス社の合資で生まれ、ロボットアームを開発中とされているが詳細がまだ隠されている企業である。
アンキ社のアンキドライブ。ビデオゲームが飛び出してきたような興奮が味わえる
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2013/11/14
ロシアを拠点にするグリシン・ロボティクス社は、いち早くロボット分野への投資を目的に設立されたベンチャーキャピタルである。創設者のディミトリ・グリシン氏は、ロシアのインターネット会社Mail.Ruを設立した人物で、ロボットへの関心が高く、個人資産2500万ドルを元に投資を行っている。同氏についてはロボニュースでも以前取り上げたことがある。
グリシン・ロボティクスは、起業したばかりのスタートアップへのシード投資が中心で、対象は一般消費者向けのロボット会社。現在同社が投資しているスタートアップには、ナノサティスファイ社(極小衛星を製造)、ロボッツアップス社(ロボットのためのアップ・ストアー)、ダブル・ロボティクス社(iPadを利用したテレプレゼンス・ロボット開発)、スヴィヴル社(被写体に合わせて動くビデオ・キャプチャ技術開発)、ボルトio(ハードウェア・インキュベーター)などがある。
先頃『ロボビジネス2013』会議に参加し、いくつかのパネルでモデレーターも務めていた同社の事業開発ディレクター、ヴァレリー・コミッサロヴァ氏に、グリシン・ロボティクス社の投資ビジョンなどを尋ねた。
グリシン・ロボティクス社事業開発ディレクターのヴァレリー・コミッサロヴァ氏
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2013/11/01
『ロボビジネス2013』の基調講演は、業界の現状、課題などを知る上で有益な内容が豊富にあった。その中から、いくつかのポイントを紹介しよう。
『われわれは誰だ、これからどこへ向かうのか(What Are We? Where are We Going?)』と題した講演で、調査会社ミリアのダン・キャラ氏は、産業ロボット、サービス・ロボットのいくつかの分野での現状を分析した。
産業ロボットでの市場は現在260億ドルで、年間の出荷ユニット数は16億。これに対して、消費者向けロボット市場は12億とまだ小さい。しかも家庭用ロボットでの成長はほとんど見られず、ビジネスモデル上の問題があるのではないかと言う。この領域で最も大きな売上を持つのはアイロボット社で、これまでお掃除ロボットのルーンバを1億台売った。技術、マーケティングの点で必要とされるロボットを作った会社が成功し、また業界全体に大きな飛躍をもたらすことになる。
同氏がロボット市場を分類した次のスライドは多いに参考になる。
ロボット市場の分類図(Myria RAS)
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2013/10/31
『ロボビジネス2013』会期中は、隣接する展示会場で70社近いロボット・メーカー、部品メーカー、スタートアップ、関連出版社などが出展していた。
何と言っても目立ったのは、会場入り口に大きなブースを構えていたスータブル・テクノロジーズ社。この会議のゴールド・スポンサーでもあり、またここに来られない関係者にテレプレゼンス・ロボットのビームをレンタルしていたこともあり、何かと目立つ存在だった。
スータブル・テクノロジーズ社のブース。数10台のビームが会場で待機していた。
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2013/10/28
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話題のロボットUBR-1について、『IEEEスペクトラム』誌が開発者のインタビューを掲載している。UBR-1は、ウィロー・ガレージの最後のスピンオフであるアンバウンデッド・ロボティクス社(創設2013年1月)が先頃発表したもの。インタビューには、同社のメロニー・ワイズ(CEO)、マイケル・ファーガソン(CTO)、デレク・キング(主任システムズ・エンジニア)、エリック・ディーア(主任機械エンジニア)が答えている。その抄訳をお届けしよう。
アンバウンデッド・ロボティクス社の4人の共同創設者。左前から時計回りに、メロニー・ワイズ(CEO)、マイケル・ファーガソン(CTO)、デレク・キング(主任システムズ・エンジニア)、エリック・ディーア(主任機械エンジニア)(http://spectrum.ieee.org/より)
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2013/10/28
先週10月23〜25日に、シリコンバレーのサンタ・クララで『ロボビジネス2013』会議が開かれた(EHパブリッシング主催)。同会議は今年で10回目を迎えた。
今回の会議は、初日のワークショップとその後2日間のセッションで構成されており、後者は事業開発、新市場と応用、実現技術、設計と開発の各テーマに分かれていた。その様子を数回に分けてお伝えしよう。
初日の「キックスタート・ワークショップ」は、ロボット企業の起業ワークショップである。どのようにロボットのアイデアを売れるビジネスにするのかを、経験者、ベンチャーキャピタル、そして最近増えているハードウェア起業のためのサポート会社、マーケティング関係者が話し合った。
『ともかく最初は、いいロボットを作ること』のセッション。左より、パワーズ氏(NREC)、カン氏(ダブル・ロボティクス社)、リノード氏(ロモーティブ社)
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2013/10/19
今週10月15〜17日まで、『ヒューマノイド2013』会議がアトランタのジョージア工科大学で開催されたが、そこで公開されたロボットが、同大学のサイトで紹介されている。写真を見ると、同大学のロボットの他、NAOやバクスターも来ていたようだ。
それ以外に興味を引かれるのは、「ソシボット」。極小のピコ・プロジェクション技術によって顔の表情を自在に設定できるものだ。男、女など多様な顔のタイプを顔面に映し出すことができ、目は人の動きを追う。それだけではなく、相手の性別や年齢、表情を見分け、それに合わせてあらかじめプログラムされた動作を遂行する。
さまざまな顔をプロジェクションで表現できるソシボット(www.news.gatech.eduより)
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2013/10/18
『ロボハブ』が専門家に意見を聞くシリーズ。今回は、ロボット・ビジネスにおいてオープンソース開発がいいモデルかどうかがテーマだ。3人の専門家の意見を要約で紹介しよう。
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