今年のサッカー・ワールドカップには、パックボットも配備
ブラジルで行われる今夏のワールドカップには、セキュリティー用にアイロボット社のパックボットも出動するようだ。『ロボハブ』が伝えている。
ブラジルで行われる今夏のワールドカップには、セキュリティー用にアイロボット社のパックボットも出動するようだ。『ロボハブ』が伝えている。
デンマークの高齢者施設が、お掃除ロボット利用で運営コストのカットに成功していると『ガーディアン』が報じている。
デンマークは高齢者介助のコスト削減に努めている。政府の目標は、「福祉現代化戦略」によって2020年までに120億クローナー(217億ドル)を削減すること。
そうした中で、掃除ロボットによって65歳以上の高齢者介助コストが、一人当たり年間10851クローナ(約2002ドル)節約できたという。これは約20%のコスト・カットにあたる。テクノロジーの利用は、戦略の要のひとつ。
ある調査によると、デンマーク国内の公立高齢者施設のマネージャーのうち、84%がすでにお掃除ロボットを使っているか、間もなく使い始める予定という。お掃除ロボットは、高齢者がつまづいたりしないよう、主に夜間に利用されているらしい。
お掃除ロボットだけでなく、震える手でもカップを歩行器に載せられるコーヒーメーカーを導入しているところもあるという。ただ、手渡ししてくれないという苦情も出ているというが、施設側は、好きな時に自分でキッチンへ行ってセルフサービスしてもらう方向へ移行していきたいようだ。
ビジネス誌の『ファスト・カンパニー』が、最もイノベーティブなロボット会社10社を選んでいる。家庭用、産業用、軍事用とロボットはいろいろ。
以下がラインアップだ。
スニーカーを履けばひとりでに靴紐を締めてくれるパワーレースがあれば、どんなに便利なことだろうか。『バック・トゥー・ザ・フューチャー』で主人公を演じたマイケル・J・フォックスが履いていたそんなスニーカーは、スニーカー・ファンの待望の製品だった。
なんと、それが来年発売予定という。『ソール・コレクター』によると、ナイキのデザイン担当副社長のティンカー・ハットフィールドが明らかにした。「パワーレースが製品になるかどうかって? 答はイエスだよ」と彼は言ったらしい。
いやはや、ロボット関係者の間でも人気製品になることは間違いない。
先だって、ネコのヒゲのような感覚器官をロボット用に開発した「イーウィスカー」の話題を伝えたが、『IEEEスペクトラム』がやはりヒゲをナビゲートに利用した別の研究ビデオを紹介していた。
これは、イギリスのブリストル・ロボティクス・ラボラトリーで2年前に撮られたもの。面白いので再掲しておきたい。
『ハッカデー』に、3Dプリンターのパーツと、3Dプリンターで作ったパーツなどを組み合わせてエアホッケー・ロボットを作ったという力作が掲載されている。3Dプリンターに飽きたとか、新しい3Dプリンターに買い替えたといったような場合に、ロボットも作れるという例だ。
上部にセットされたカメラが、パックがやってくる軌道を予測してロボットが打ち返す。パックが壁にあたってバウンスしても、それに対応するという。けっこう手強いロボットだ。
ロボットに負けてばかりで悔しい場合は、ロボットの速度や加速具合などを調整し、「ズル」することもできる。
ドイツのピンポン・チャンピオンのティモ・ボルは、世界第8位の腕の持ち主。彼は、クカ社製のピンポン・ロボットに勝てるだろうか。この対決が、3月11日に予定されている。
クカ社のロボット「KRアジラス」は、世界最速のロボット・アームという。人間とコンピュータのチェス対決はあるが、こちらはからだを使った試合。いったいアジラスはどのくらい正確に相手からの球を捉え、どのくらい速く打ち返すのだろうか。試合はオンラインでも中継されるという。
プロモーション・ビデオは、かなり期待をそそるつくりである。
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