「ユーラスロン2013」の勝者発表!
先だってお伝えしたヨーロッパ版のロボティクス・チャレンジ「ユーラスロン(EURATHLON)」の勝者が発表された。『ロボハブ』が5日間の過程と共に、詳しく伝えている。下ビデオは5日目と表彰式の様子。
4部門の勝者は次の通り:
・危険物取り扱いの移動型操作
1等:Telerob(ドイツのテレロブ社)
2等:ELP(ドイツのELP社)
3等:SPACEAPPS(ベルギーのスペース・アプリケーション・サービス社)
・都市構造の調査と監視
1等:ELP(ドイツのELP社)
2等: Telerob(ドイツのテレロブ社)
3等:IMM-IAIR(ポーランドの数学機械研究所とロボット自動操作研究所)
・煙が充満した地下構造内での捜索および救援
1等:Telerob(ドイツのテレロブ社)
2等:ELP(ドイツのELP社)
3等:ENSTABブリターニュ(フランスのESTAブリターニュ研究所)
・GPS、GLONASS、GALILEOを利用した自動ナビゲーション
1等:MuCAR(ドイツのミュンヘン連邦軍大学)
2等:RIS(フランスの国立科学研究センター)
3等:NAMT(ロシアの国立モスクワ大学)
・追加賞
最優秀科学解決賞:RIS(フランスの国立科学研究センター)
最優秀創造的解決賞:NAMT(ロシアの国立モスクワ大学)
最優秀チームワーク賞:E15(ドイツのエッセン応用科学大学)
ビデオを観ると、のんびりした競技会のように見えるが、それまでそれぞれのロボット開発に込められた努力は多大だ。
企業として参加し各賞を獲得したELPとテレロブは、賞金(いくらかが不明)を各部門の最高位を獲得した大学に寄付したという。ユーラスロンは来年はイタリアで開催されるとのことである。