新しいテレプレゼンス・ロボットも、またひとつ
なかなか普通の家庭には広まらないテレプレゼンス・ロボットだが、家庭用と特定した新製品が出た。オームニ(Ohmni)である。予約販売価格も、より家庭用っぽい。
オームニは、シリコンバレーを拠点にするオームニラボ社が開発した。同社は現在、クラウド・ファンディングのインディーゴーゴーでオムニを予約販売中だ。その価格は1399ドルで、定価1899ドルより500ドル安い。タブレット付きだ。このサイズの製品にしては、結構お手頃価格である。
オームニの機能は、通常のテレプレゼンス・ロボットとほぼ同じだ。特徴としては、首にあたる部分を上下に振れる点。足元を見下ろすことができる上、うなずくという動作ができる。うなずくためには、指を軽く触れるインターフェイスが操作画面上にあるようだ。
また、折りたたんで小さくし、簡単に運搬できる点もよく考えられている。充電のためには、チャージステーションの近くまで走行させれば、自動的に充電ポジションにセットされる。
オームニラボは、カーネギー・メロン大学やスタンフォード大学の出身者ら3人が共同創設した。CEOのタック・ヴー氏は、グーグルに会社を売却した経験も持つ連続起業家。アドバイザーには、カーネギー・メロン大学コンピュータ科学学部のマニュエラ・ヴェロソ教授が’就いている。