チータ・ロボットは、時速22キロを達成
MITのバイオメトリック・ロボティクスラボが2009年から手がけているチータ・ロボットの最新ビデオが公開されている。
このチータ・ロボットは、4本足のロボットとしてはボストン・ダイナミック社のチータに次ぐ速さである時速22キロを達成。ボストン・ダイナミック社のチータはこのほぼ2倍の速度で走るが、このチータ・ロボットはエネルギー効率の点ではそれにまさるという。
チータ・ロボットは油圧駆動ではなく、電子モーターを利用。三段階の永久磁石同期モーターを独自に開発して、高トルク密度を確保した。また、再生モーター・ドライバーも組み込み節電を図り、搭載した電池だけで走る。外部からの電気供給は不要だという。
ビデオでは、まるで本物のチータのように、速度が上がるとトロットからギャロップに切り替える様子が見られる。
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