ロボットには、サービス・モデル「RaaS」が有効?
小売店の店頭やホテルなどに登場し始めたロボットたち。こうしたロボットを開発会社はどんなビジネスモデルで売るのか。
それに関して、『アイリスプレックス』がサービス・モデルの有効性に触れている。
ロボット・アズ・サービス(RaaS)は、ちょうどソフトウェアがクラウド経由で利用できるサービス・モデルに似ている。もちろんロボットはモノなので、それ自体は顧客側に配備されるが、買うのではなくて「借りる」という方法。モノではなく「利用」にお金を払うというコンセプトだ。
すでにそうしたモデルでロボットが貸し出されているとして、この記事で挙げられているのは、農業ロボットで鉢植えを移動させるハーヴェスト・オートメーション社、掃除ロボットを開発中のカナダのエイヴィッドボッツ社、ホテルで客室までモノを運んでくれるサヴィオーク社、ネスレ・ジャパンに1000台が貸し出されているソフトバンクのペッパーなど。
RaaSの利点は、いきなり高価なロボットを購入しなくても、比較的安い値段で導入が開始できること、利用しただけ支払えばいいのでコスト削減できること、需要によってフレキシブルに利用を調整できることなどだろう。
上に挙げられている以外にも、エーソン社の病院用運搬ロボット、インタッチ・ヘルス社の医療用テレプレゼンス・ロボットもサービス・モデルだ。この2社の場合は、ロボットを操作したり、利用状況を管理したり、また医療関連のデータを統合するなどのプラットフォームも売りの要素になっている。
今後サービス・ロボットがたくさん出てくるに連れて、これは興味深いポイントとなるだろう。