自走車の利点を、モーガン・スタンレーが分析
人間のドライバーよりも、不注意による自己が格段と少なくなるなど、自走車の利点はいろいろなところで強調されてきた。モーガン・スタンレーが、それを体系的な報告書にまとめ、昨年11月に発表した。『ロボハブ』が伝えている。
それによると、自走車が予想以上に早く路上に登場し、セミ自走を経て、完全自走車は5〜10年以内に利用されるようになるという。
自走車によるコスト削減は、1年当たり1.3兆ドルに上るという。衝突事故が減り、事故による死亡も減り、高齢者や身体障害者が活動的になり、ガソリンの利用が経るといったことが、その削減の中味だ。
われわれの頭には今は技術のことしかないが、自走車の経済、社会的なインパクトは想像以上なのかもしれない。