お好みのブリートを作ってくれるファストフード・ロボット
ファストフードを手早く作ってくれるロボットが増えているという。『シンギュラリティー・ハブ』が伝えている。
もっとも新しいのは、メキシコのファストフードでアメリカでも人気のあるブリートを作ってくれるブリート・ボックス。フロリダ州のボックス・ブランズ社製で、ロサンゼルスのガソリンスタンドとショッピング・モールに先頃お目見えしたという。
ブリート・ボックスでお好みの中味とソースを選べば、1分ほどででき上がる。ただし、待つ間目の前のスクリーンで広告が表示されるようだ。つまりこのボックスは、ファストフード・ロボットであると同時に広告塔。他社に広告を売って、ボックスの換金度を高くしようというわけだ。
ファストフード・ロボットはこの他にも、モメンタム・マシーンズ社のハンバーガー・ロボット、レッツ・ピッツァ社(イタリア)のピッツァ・ロボットなどがある。
ファストフードだからと言って、ただ安く速いことを目指しただけではなく、モメンタム・マシーンズ社の場合は、人件費を削れる分だけ新鮮で高品質な食品が作れるとしている。
日本の寿司・ロボットに負けず、ロボットはいろいろな料理に取り組みそうだ。