DARPAロボティクス・チャレンジ関連ビデオ、続々
ロボティクス・チャレンジ(DRC)まで4日となり、DRCのサイトにも新情報が続々とアップされている。その中に、おもしろいビデオが3本。
下は、チーム・ヴィガー(Team ViGIR)がアトラスを迎えるにあたって、ラボをセットしているところ。途中から箱に入ったアトラスが取り出される様子がわかる。
チーム・ヴィガーは、バーチャル・ロボティクス・チャレンジ(VCR)で6位に入ったチームで、トルク・ロボティクス社、ドイツのダームシュタット工科大学、ヴァージニア工科大学、オレゴン州立大学、フランスのモンペリエ情報ロボティクス・マイクロエレクトロニクス研究所(LIRMM)の合同チーム。トルク・ロボティクス社は、DARPAのアーバン・チャレンジで自走車を完走させた3チームのひとつ、チーム・ヴィクター・タンゴにも参加していた。ヴァージニア工科大学出身のエンジニアが多いらしい。
次のビデオは、セットアップされたチーム・ヴィガーのラボでのアトラスの練習風景が見られる。ヴァーニジア工科大学が制作したビデオだ。背後に車も見えるので、すでに運転もこうして練習していたのだろう。アトラスを操作する際の挑戦について「どの時点でロボットの自律性に任せ、どの時点でオペレーターからの指示で動くようにするかだ」と語っている。
下のビデオは、DARPAが制作したロボティクス・チャレンジのタスクを説明したもの。ただし、ここにドレクセル大学のロボット、DRC-Huboが登場。車を運転したり、バルブを回したりしている様子がわかる。
ビデオは10倍速などになっているので、実際のロボットの動きはずっと遅い。今週のマイアミで開催されるDRCはカーレース場で開催されるが、方々でゆっくり動くロボットをみんなが見る、けっこうのどかなイベント風景になるのかもしれない。