アマゾンのホームロボット『ベスタ』プロジェクトは難航?
2018年から噂のある、アマゾンのホームロボット開発プロジェクト。コード名は「Vesta 」だ。
このプロジェクトには800人以上の開発者が関わっているものの、繰り返しの方向転換や開発の遅れに直面していると、シリコン・アングルが伝えている(元記事はビジネス・インサイダー)。
プロジェクトは、アレクサやエコー、キンドルなどのハードウェアを開発してきたアマゾンのLab126が担っており、同ラボの最大規模のハードウェア・プロジェクト。
内部からリークされたドキュメントによると、ベスタは「ネコ2匹ほどの大きさ」で、アレクサが搭載されており、複数のカメラがついていて、家の中を走行する。しかし、度重なる方向転換や開発の遅れなどにより、関わっている社員らはその先行きを不安視しているという。
ベスタの機能性は不明で、かつては単純な家事タスクができるようになるという噂もあったものの、ネコ2匹の大きさでは無理であろうというのが現在の見方だ。
アレクサやエコーのような人気アイテムになるのか、それともファイアー・フォンのように志は高くとも失敗してしまうのか。アマゾンのホームロボットなら何としても目にしたいのだが、さて叶うだろうか。
ところでLab126は人材募集中。