アマゾン・ロボティクス社は、コロナ禍中どう開発を続けているか

ずいぶん投稿をサボってしまった、、、のだが、最近読んだ記事で面白かったのがこれ。8月初頭にアマゾンのブログに掲載されていた、アマゾン・ロボティクス社社員の在宅での開発の様子だ。

デリバリー・ロボットのスカウト(Scout)をテスト中(https://blog.aboutamazon.com/より)

ロボット研究者や開発者は、ステイホーム中いろいろ工夫を凝らしながら開発を続けてきたことだろう。同社も同じで、このブログでは昨春買収したキャンバス・テクノロジー社のコロラド州ボールダーでの様子と、シアトルでのデリバリー・ロボット「スカウト(Scout)」の開発者の様子が伝えられている。

ロジスティクス用自走ロボットを開発するキャンバスのグループは、それぞれ担当者が開発やテストに必要な機器を家に持ち帰った。

車のトランクを開け、自宅へ機器を持ち帰る準備をするキャンバス・グループの社員たち(https://blog.aboutamazon.com/より)

サブ・コンポーネントを組み立てた担当者から、ハードウェア・エンジニアの元へ、さらに安全システムのテクニシャン、キャリブレーションを行うコンピュータ・ビジョン科学者宅へとプロトタイプが循環された。この方法で、3月以降このブログ掲載時までに7人の担当者が6台のロボットを作ったとのこと。

社員宅のガレージに作られたキャリブレーション・ラボ(https://blog.aboutamazon.com/より)

シアトルでも、スカウトの開発が社員の自宅で続けられた。エンジニアリング・プロトタイプを作るためにガレージを改造。1歳の娘の世話を妻と分担しながら、開発に取り組んだ。このエンジニアは、「この際ガレージの整理ができた」とコメント。何と言っても、アメリカにはガレージで物作りをする歴史があるが、そもそもガレージがあること自体が恵まれている。。。

自宅ガレージでスカウトのエンジニアリング中。(https://blog.aboutamazon.com/より)

ちなみにアマゾンでは、学生の夏のインターンシップも在宅で行なったとのことである。

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