グーグルのタンジャブル・プログラミング『プロジェクト・ブロックス』

物理的なモノでプログラミングができるツールがいろいろ出ているが、グーグルも『プロジェクト・ブロックスを発表した。

ブロックでプログラムし、wifiでロボットなどに信号を送信(https://projectbloks.withgoogle.com/より)

ブロックでプログラムし、wifiでロボットやIoTに信号を送信(https://projectbloks.withgoogle.com/より)

プロジェクト・ブロックのハードウェアは、パック(操作や動きを示すもの)、ベースボード(パックの指示を静電容量センサーで感知)、ブレーン・ボードの3種類で構成されている。ブレーン・ボードはラズベリー・パイ・ゼロを利用している。

これらを組み合わせて、楽器をならしたり、電灯を点滅したり、ロボットを動かしたりできる。グーグルの狙いは、子供たちがわかりやすいかたちでプログラム思考を習得し、それを仲間との共同作業でできるようにすることという。また、学習障害を持つ子供にとっても、スクリーンの前にじっと座らずにプログラムが体験できるという。ブロックのデザインには、デザイン会社のIDEOが関わった。

『ワイヤード』によると、開発者たちは「これによって、コンピュータ科学が、就職に役立つスキルではなくて、21世紀の新しいリテラシーとして理解されるはず」としている。大人でも使ってみたい道具だ。

グーグルのサイトによると、これはまだ研究段階とのこと。オープンオープン・ハードウェア・プラットフォームとして、ディベロッパーやデザイナー、教育研究者らに関わって欲しいとしている。

タグ:

Comments are closed.


Copyright © robonews.net