それでも、ダ・ヴィンチは前進する

手術ロボット、ダ・ヴィンチ・システムズを開発するインチューイティブ・サージカル社はここ数年、訴訟と非難の的になってきた。だが、それにも関わらずダ・ヴィンチの手術例は増えており、同社は製品の改良を続けているという。『ザ・ロボット・レポート』が伝えている

アームが細くなり、ビジョン・システムも改良されたダ・ヴィンチXi(http://www.intuitivesurgical.com/より)

細くなったアームがガントリー状に構成され、ビジョン・システムも改良されたダ・ヴィンチXi(http://www.intuitivesurgical.com/より)

確固とした成長を証明するのは、国防総省と結ばれた4億3000万ドルの契約 だという。同社は、5年間にわたって、ダ・ヴィンチ ・システムを海軍、陸軍、空軍、海援隊に提供することになった。

ダ・ヴィンチを 利用した施術例は確実に伸びており、2014年には世界中で60万例に達した。これは、前年度から9%の成長率で、2014年の売上は21億ドル。

ダ・ヴィンチを用いた、世界での施術ケースの種類とその総数

ダ・ヴィンチを用いた、世界での施術ケースの種類とその総数

2015年には、シングル・ポートのダ・ヴィンチSP(直径25ミリのカニューレ内に、3Dカメラと3種のツールが内包される)のプロトタイプを製作する予定という。 下は、ダ・ヴィンチSPを紹介する『メッドガジェット』のビデオ。

タグ:

Comments are closed.


Copyright © robonews.net