ロボット開発者の1日
『コネクティッドEdスタジオ』は、教育者や学生がインターネットを利用した学習に役立つ知識やツールを共有するサイトだ。
そこに『ある1日(Day in the Life)』というビデオ・コーナーがある。いろいろな職業を持つ人々の1日を捉えたものだ。そこにあるロボット開発者のビデオがある。
ここに登場しているのは、ビートボッツ社共同創設者のマレク・マカロウスキー氏だ。同社のもう1人の創設者は、宮城大学教授の小嶋秀樹氏である。
ビートボッツ社は、自閉症児のコミュニケーションをサポートする黄色いキーポンでよく知られる。楽しい動きで、思わずこちらもほころんでしまうようなロボットだ。
ビデオでは、ロボットに進んだ経緯や、プログラミングだけでなくコンピュータ制御の工具の使い方を学んだことなどが語られている。「インテリジェンスは、世の中でかたちをとってこそ意味がある」というのが、マカロウスキー氏の考え方のバックボーンのようだ。
「ロボットに子供たちが反応するのを見ることが、大切なリアルな体験であり、何よりの報酬」と最後に語っている。