プログラムを学習するための、美しいロボット・ガーデン
マサチューセッツ工科大学(MIT)コンピュータ科学および人工知能ラボ(CSAIL)と機械エンジニアリング学部の研究者らが、分散アルゴリズムを学習できる美しいロボット・ガーデンを作った。
このガーデンは、タブレットで操作が可能。花を1本ずつコントロールしたり、コードでガーデン全体を制御したりできる。花は開いたり閉じたりする他、それぞれに色も変える。
ガーデンは数本ずつ花が配置された16枚のタイルから成り立っており、それぞれがアルドゥイーノのコントローラーにつながっている。サーチ・アルゴリズムが多様な方法でタイル空間を表出するしくみだ。たとえば、「グラフ・カラーリング」というアルゴリズムならば、隣り合うタイルが同じ色にならないように花の色を変える。
「これは100のロボットを分散アルゴリズムでテストするのと同様のこと」とCSAILディレクターのダニエラ・ラス氏は語っている。このロボット・ガーデンは、子供たち、特に少女らがプログラムを見た目にも美しい方法で学べることを目的にしているとのこと。
プレスリリースは、ここに。