アイロボット社、次の製品は芝刈りロボットか?

お掃除ロボットで世界的に有名なロボット会社になったアイロボット社が、次の製品として芝刈りロボットを予定しているらしい。『Xコノミー』が伝えている

こんな時代もありました。(By simpleinsomnia, CC BY 2.0)

こんなロボットではありません。(By simpleinsomnia, CC BY 2.0)

これは、アイロボット社が連邦通信委員会(FCC)にワイアレス・ビーコン(探知装置)を用いる許可申請を提出したことで明らかになったもの。提出の日付は今年1月22日だ。

申請書によると、フェンスなどに取り外し可能なビーコンを付けることで、ロボット芝刈り機の走行範囲を特定するしくみ。アメリカでのロボット芝刈り機がたいてい地面に埋められた電気フェンスを利用するのとは、アプローチが異なっているとのことだ。

『Xコノミー』は、ウォールストリートが期待するような成長率を確保するために新製品が必要なのだろうと指摘している。ただし、製品化はまだ先の予定だそう。

また、アイロボット社のコリン・アングルCEOは、同社がお掃除ロボットのメーカーから、広くナビゲーション技術を利用した家庭用デバイスのテクノロジー会社に移行するという発言もしたとのこと。同社は、新しいテクノロジーに早期に関われるよう、ベンチャー投資への体制も再整備しているという。

アイロボット社の今後の展開は、ロボット関係者の誰にとっても興味深いものになるだろう。

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