ロボティクス・ビジネス・レビューが「ロボット産業を率いる世界の50社」を発表
『ロボティクス・ビジネス・レビュー』による「世界のロボット会社50社(RBR50)」が発表された。このリストは、毎年更新され、今年で4回目。
選抜基準は、イノベーション、業績、潜在性などで、ロボット産業のエコシステムへ多面的な貢献をする企業が選ばれている。同誌の編集チームと諮問委員会がこの作業にあたっている。公開、非公開企業両方が対象だ。
国別に見ると、50社のうち日本企業は9社。アメリカの19社に次いで2番目に多い。3位はドイツの8社だ。
RBR50に選ばれた日本企業は、ファナック社、ホンダ・ロボティクス社、カワダ・ロボティクス社、コマツ社、日産自動車、パナソニック社、セイコー・エプソン社、ソフトバンク・ロボティクス社、ヤスカワ・モトマン(ヤスカワ・アメリカ)社である。
リストは、前年度から36%の入れ替わりが見られたという。それだけロボット業界が活発に動いているということだろう。
また、リストを見て興味深かったのは、医療/介護関係のロボット会社が予想以上に多いこと。特に小規模のロボット会社だ。期待したい動向だ。