アメリカ海軍が、スパイ用マグロ・ロボットを開発中
敵地に泳いで行って水中スパイする。そんな魚型のロボットを海軍が開発している。『パイロットオンライン』が伝えている。
このロボットは、体長5フィートで重量が100ポンド。クロマグロに似たかたちで、ジョイスティックで操作も可能だが、あらかじめプログラムしたルートで泳ぐこともできる。海軍研究事務所で「プロジェクト・サイレント・ネモ」という名前で進められてきたものだ。
同記事よると、海軍には速攻イノベーション班というグループがあって、海軍や海兵隊の若いメンバーが新しいテクノロジーを軍用目的に利用するプロジェクトを進めているという。このグループがマグロ・ロボットのテスト遊泳を行った。同グループでは、3Dプリンター、オーグメンテッド・リアリティー・グラスなど10種類ものガジェットが試用されているらしい。
これまでは魚雷型の無人水中船がこうした水中のスパイ任務を担ってきたが、かたちも目立ち、プロペラ音も大きかった。魚をリバース・エンジニアリングして作ったマグロ・ロボットは、両方の面で利点があると関係者は述べている。
このマグロ・ロボットは、来年にも実用化される予定。敵地を偵察したり海岸線をパトロールしたりするほか、機雷の探知、船舶の表面の点検などにも利用されるという。