静電気でできるこんなこと
グラビット(Grabit)社はSRIのスピンオフで、静電気の付着性を利用したグリッパーを開発している。電源を入れるとモノをつかむことができ、切ると離すというしくみだ。
同社はこれまで平らなグリッパーで、薄い布のようなものをつかんだりできることをデモしてきたが、今開発されているのは、テープ状のグリッパーらしい。立体的な箱などもこれで把握できる。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
さらに、ベルトコンベヤーもこの性質を利用すると、けっこう重く(このビデオでは50ポンド=約23キロ)大きなものも持ち上げる。また、ビデオの後半(2分目ごろ)にあるように、電流の入切によって分類もでき、落下の速度も調整できるのは面白い。
もちろん、ドローンでの利用も可、とのこと。