サンディエゴは、新たなロボット集積地になる?

最近ロボットに関して、サンディエゴの名前を耳にすることが多くなった。ここは、カリフォルニア州の南の都市で、カリフォルニア大学システムの1校、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)があり、海軍基地があり、またソーク・インスティテュートなどの有名な研究所も数々ある。ロボット関連の会社や研究所も少なくない。

サンディエゴ周辺を上空から(map.google.comより)

サンディエゴ周辺を上空から(map.google.comより)

『ロボット・レポート』によると、10月半ばにUCSD開かれたロボット会議では、同校の学長がロボット関連の教職スポットを新たに5つも設けることを明らかにしたという。

さらにロボットに新しく関わってきたのは、クアルコム社だ。同社はAIを統合したゼロス(Zeroth)・プロセサーやモバイル・ロボット向けにも利用できるスナップドラゴン(Snapdragon)・プロセサーをアピールしており、ロボットへの取り組みを深めている。

同社はさらにロボットのアクセラレーターを作ることを発表した。このアクセラレーターは、スタートアップの養成で知られるテックスターズが運営し、クアルコム社は10社に対して合計100万ドルを投入する計画という。

下は、クアルコム社のモバイル・ロボット「スナップドラゴン・ローバー」のプレゼンテーション・ビデオ。オモチャを別々の箱に収納することを学習する。

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