こちらは、車をお手玉して遊ぶロボット
こんなびっくりのロボットもいる。車をお手玉のように放りなげて遊ぼうというのだ。『ザ・ヴァージ』が伝えている。
このロボット、バグジャグラーは、元NASAジェット推進研究所(JPL)の技術者だったダン・グラネット氏らが開発中。
2本足で立ち、高さ70フィート(21.3メートル)。2本のアームは、片手で1800ポンド(816キロ)のフォルクスワーゲン・ビートルを持ち上げて放り投げ、キャッチすることができるという。名前の「バグ(虫)」は、ビートル(カブトムシ)にかけたものだ。
操作をするのは人間。バグジャグラーの頭部に登り、ハプティック・フィードバックのあるアームを動かすという。それがバグジャグラーのアームの動きと連動する。
バグジャグラーは、現在企業スポンサーやクラウンド・ファンディングからの資金を調達中。水圧駆動システム、サーボ、ディーゼル・エンジンなど既存のテクノロジーを利用して製作が可能で、8〜12ヶ月で完成する見込みという。
こんなに力があるのならば、車を駐車するなどの仕事をしてくれてもよさそうだが、バグジャグラーは見せ物、つまりエンターテインメント用として構想されている。いや、こんなクレージーなアイデアがあってこそ、まさにロボットだ!