DARPAロボティクス・チャレンジ決勝戦は来年6月5〜6日に開催。しかしシャフトは撤退!
DARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)決勝戦の日程と場所が、とうとう発表された。
開催は2015年6月5〜6日の2日間、場所はカリフォルニア州ポモナのフェアプレックスだ。しかし残念ながら、予選で1位を獲得した日本発のチーム、シャフトはDRCから抜けたようだ。
DARPAによると、グーグルに買収されたシャフトは「最初の商業用製品の開発に集中するため」、辞退という非常に難しい決断をするにいたったという。一時はトラックDの自己資金での参加が報じられていたのだが、後に状況が変わったようだ。日本の観客にとっては、ちょっと残念な話だ。
だが、その一方、日本、韓国、EU政府のサポートによって各地域から参加するチームも決戦に加わり、現時点では全24チームがチャレンジに挑む見通しという。
また決戦では、ルールが予選からいくつか変更される。以下の4つが主なポイントだ:
1. ロボットには電力供給、転倒防止、通信のためのテザーをつけない。
2. ロボットが転倒したり停まってしまったりしても、人間は介入できない。転倒しても壊れることなく起き上がることが必要。
3. タスク(8種類)は、すべてを1時間以内に完了することが求められる。これは予選の4分の1の時間。またタスクは個々に独立したものではなく、一連の流れとして順々に行われる(簡単なものから難しいものへと並べられる予定)。
4. 通信は、予選の時よりももっと分断される。そのため、ロボットの自律性がより求められる。
さらに詳しくは、追ってお伝えしたい。
DRCの情報は、同サイトにアップデートされている。
(当初、開催日を間違って今年とお伝えしましたが、来年2015年6月5〜6日の間違いです。お詫びして訂正します。記事は訂正済みです。)