ワールドカップ・キックオフに関するもう少し詳しいビデオ

『ロボハブ』が、ワールドカップキックオフについてのもう少し詳しい内容を伝えている

それによると、感触のフィードバックは足裏だけでなく、腕にも感じられるしくみがあったようだ。足裏は着地しているかどうかだけのフィードバックである一方で、腕へのフィードバックは足のどの部分が地についているかを感じられるもの。これによって、下半身が麻痺していてもバランスを崩さずに立つことを可能にした。これは、スイスのローザンヌ工科大学(LSRO EPFL)と スイス国立コンペテンスセンター・ロボティクス研究所(NCCR Robotics)の開発によるもの。

感触フィードバックを伝えるスリーブ

腕に感触フィードバックを伝えるスリーブ(http://robohub.org/より)

また、合金やポリマーなどを用いて軽量化とフレキシブルさを目指したものの、エクソスケルトンの重量は60キロにもなったという。

実際にキックオフをするのが誰になるのかは、数日前まで決定しなかったようだ。男女8人のボランティアが8ヶ月前からエクソスケルトンを付けて練習に挑んだという。スタジアムを模したバーチャル・リアリティー空間で、緊張にもめげず脳信号でエクソスケルトンをコントロールできるようトレーニングを重ねたという。

その練習風景の一部やエクソスケルトンの運搬風景が、下のビデオに収められている。

タグ:

Comments are closed.


Copyright © robonews.net