テレプレゼンス・ロボットは、本当のロボットか
ロボット業界の動向に詳しいフランク・トービー氏が、最近よく見かけるテレプレゼンス・ロボットやダ・ヴィンチのような手術ロボット、そして適応型クルーズ・コントロール付きの車は、本当のロボットなのかと、『ロボハブ』で問いかけている。
彼の答は、すべてに「ノー」だ。だが、いずれも本当のロボットへの移行期にある境界製品だという。そして、こうした製品が出てきた背景には、ロボット開発におけるふたつのトレンドが働いているという:
・役に立ち、価格も安いロボットを求めるトレンド
・物理的に反応するスマート・デバイスを求めるトレンド
スクリーンの中で起こることだけに飽き足らなくなったわれわれが、そんなものを欲し始めたということでもあるだろう。