アイロボット社のテレプレゼンス・ロボットAva 500の販売が始まる

アイロボット社の本格的なテレプレセンス・ロボットAva 500の販売が始まった。当座は、アメリカ、カナダと限られたヨーロッパ市場で、シスコ社の販売網で売るようだ。『ロボット・ビジネス・レビュー』が伝えている

テレプレゼンス・ロボットとしてはハイエンドなAva 500(http://www.irobot.com/より)

テレプレゼンス・ロボットとしてはハイエンドなAva 500(http://www.irobot.com/より)

Ava 500は、21.5インチのスクリーンを持ち、シスコ社のテレビ会議システム「テレプレゼンスEX600」を統合。他のテレプレゼンス・ロボットと異なるところは、行き先を指定すれば自動的にそこへ向かう設定もできることだ。

以前の報道によると、Ava 500のレンタル料は月額2000〜2500ドル(サービス料を含まず)とされている。

販売開始のニュースが報じられた後、アイロボット社の株価は9%上昇したという。期待度が高いのだろう。ただし、医療現場用にアイロボットが共同開発したRP-VITAは、同社の2013年第4半期売上の1億2630万ドルのうち100万ドルを占めているだけという。ビジネスでの受容度がまもなく明らかになるだろう。

タグ:

Comments are closed.


Copyright © robonews.net