クカ・ロボットvs. ドイツ・チャンピオンのピンポン対決は、人間の勝ち!
期待が集まっていたクカ・ロボティクス社のKRアジラスと、ドイツのピンポン・チャンピオン、ティモ・ボルの対決が、ボル氏の勝利で終わった。結果は11:9。
下のビデオを見ると、サーブもこなすロボットがボル氏を右へ左へと振り回し、同氏の顔には苦難の表情も。KRアジラスは、かなりの正確さでボル氏の球を打ち返している。
だが、後半に入り、ボル氏はKRアジラスの弱みをつかんだのか、ネット間際やテーブルの端に球を落とすことに成功。KRアジラスの反応の遅れが、ボル氏を勝利につなげた。
とは言え、これはクカ社のコマーシャルでもあったようだ。ビデオは編集されてドラマティックに仕上げられ、ひょっとするとボル氏の後半の盛り返しも、最初から計画済みのものだったと思わせる。
いや、もしそうであっても、ロボットがプロ選手の練習相手になれるほどのレベルであることは確か。素人ならば、簡単に負けただろう。
下は、メイキングのビデオ。撮影はかなりのスタッフを動員して、ブルガリアのソフィアで行われたようだ。